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自治体の皆さまへ

年頭のご挨拶

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北海道帯広市

■十勝・帯広で働き暮らす選ばれるまちを目指して
帯広市長 米沢則寿
新年明けましておめでとうございます。本年が皆さまにとって健康で幸多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
昨年は、長年の悲願であった日高山脈襟裳十勝国立公園が誕生したほか、「森と公園に暮らすまち」を目指し、帯広の森造成50周年の事業や緑ヶ丘公園エリアの魅力向上などに取り組みました。先人から受け継いだ自然やみどりが、市民の心豊かな生活を支え、まちの個性を特徴付ける上で欠かせないものと、改めて認識したところです。
デジタル化が浸透し、大都市でなく地方でも仕事や生活ができる環境が整いつつあり、自然の豊かさや快適さをより身近に感じられる地方に住む、という選択肢が広がってくるように思います。
十勝・帯広ではこれまで、力強い農業や豊かな食を基盤とした仕事づくりを真ん中に置いて、地域の活力向上を図ってきました。加えて、市民の日常生活の中に自然やみどりとの関わりを充実させることで、仕事と暮らしの両面で十勝・帯広ならではの豊かさや価値を感じられるのではないでしょうか。
国において地方創生2.0が提唱される中、十勝・帯広で働き暮らしたい、訪れたいと、内外の人たちに「選ばれるまち」を目指し、この地の強みや魅力をしっかりと発信し磨きを掛ける取り組みを、今年も倦(う)まず弛(たゆ)まず重ねていきたいと決意を新たにしています。
本年も、皆さまと一緒に十勝・帯広の明るい未来を信じ、限りない発展に向けて挑戦を続けてまいります。一層のご理解とご協力をお願いし、新年の挨拶といたします。

■十勝・帯広の価値を信じ、高め、未来へ
帯広市議会議長 横山明美
市民の皆さま、明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
さて、昨年は、地域の念願でありました「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生しました。日高山脈の印象的で美しい山並みは、市街地からも眺めることができ、私たち住民にとって、まさに帯広の原風景ともいえる存在です。また、全国的にもおいしいと評価されている帯広の水道水の水源となる札内川は、日高山脈を源流とし、これまで何度も清流日本一に輝いています。そして、その豊富な水と肥沃な土壌が日高山脈から十勝平野に届けられ、基幹産業である農業に多くの恵みをもたらしてくれています。
この日高山脈をはじめとする雄大な自然、国内屈指の農業を基盤とする豊かな食など、十勝・帯広が誇る地域資源は、時代が大きく変化する現代においても、人々が豊かさを感じる普遍的な価値であると言えます。こうした十勝・帯広の強みや魅力を生かし、農業・食・観光などが一体となった施策を進めていくことで、新たな産業の振興など、さらなる価値が生まれ、地域の持続的な発展が期待されるところであります。
私たち議員一同は、議会に求められる役割をしっかりと捉え、十勝・帯広の明るい未来に向け、引き続き全力でまちづくりに取り組んでいくとともに、市民の皆さまに市政により関心を持っていただくための開かれた議会を目指した取り組みをはじめ、時代の変化に即した議会改革を継続的に進めてまいる所存でございます。
今後とも、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年も、皆さまにとりまして健やかで幸多い年となりますことをお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。

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