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北海道幌加内町

■雪解けの早晩で作柄に影響はあるのだろうか?

表 融雪期と水稲作況データ・ソバ収量データ

※生育期節・作業期節は上川農業改良普及普及センター士別支所調査
米収穫量は農水省データ、キタワセソバ収量はJAきたそらち調べ
「同上平年比~水稲収穫期」の網掛けは「平年対比±0~マイナス」米平均収量及びソバ平均収量の網掛けは著しく劣った収量

広報のこの号が発刊される頃にはすでに雪は消えていると思います。農業で一般的に言う「融雪期」とは昨年の5月号に記載したとおり「農地の1/2以上の面積が消雪した時期」で、平年値は4月23日です(過去7年間のうちの最高・最低を除いた5か年平均)。融雪期が遅くなると農作業も遅れがちになり、作物の生育や作柄にも影響するでしょうか?
2018年は積雪深324cmを記録した年で、さすがに融雪も遅れています。水稲・ソバ共に収量は低くなっていますが、6月の低温と7月の多雨が原因でした。水稲の生育や作業の遅れもそれらが原因でしょう。2019年もやや遅れましたが、大きな影響は出ていません。2023年のソバが低収は高温の影響ですね。この7年だけでは言いきれませんが、融雪の早晩はあまり収量への影響は出ていないことが多く、生育期間中の気象条件の影響が大きいようですね。
影響が大きいのは地球の温暖化で、要注意ですね。

■今年の幌加内町農業技術センターのスタッフは昨年と同じメンバーです。
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