8月1日(火)~8月3日(木)
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、開催を見送りとしてきました「エネルギー関連施設見学会」を4年ぶりに開催し、29名の小中学生が参加しました。
1日目は、幌延深地層研究センターゆめ地創館で施設見学を行い、センターで行われている深地層研究の内容について学んだほか、施設見学の最後には、参加者全員で研究内容に関するクイズに挑戦し、楽しみながら理解を深めました。
2日目は、午前中に東海村の核燃料サイクル工学研究所、午後はつくば市の地質標本館、サイエンス・スクエアつくばを見学しました。核燃料サイクル工学研究所では、研究で実際に使用している電子顕微鏡を使い微生物の観察体験をしたり、研究開発が行われている研究室を見学し、研究の内容について説明を受けました。
地質標本館では、岩石や鉱物、化石など多くの標本が展示されており、普段なかなか目にすることのできない岩石などを間近で見ることができ、時折質問をするなど積極的に学んでいました。
サイエンス・スクエアつくばでは、様々なロボットが展示されており、各展示コーナーの解説内容を無電池音声端末機を用いて聞き取ったりするなど、最先端の科学技術を身近に感じることができました。
こどもたちは本州の暑さに弱音を吐かず、最後までしっかりと学んでいました。今後も、今回の経験を活かして、幌延町で行われている深地層研究やエネルギーに関する知識を深めて欲しいと思います。
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