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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信 VOL.89

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北海道幌延町

◆農業支援員 竹中知美隊員
皆さまこんにちは、竹中知美です。
厳しい冬の寒さ、雪の圧から解放され暖かな日差しが見え始め、私の好きな季節である春の訪れを感じる今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、牛乳の消費拡大と言うにはおこがましいですが、私のよく作るミルクパスタについてお話していきます。必要なものはパスタ、牛乳、とろけるチーズ、ベーコンかウインナー、塩、コショウ、和風顆粒だし、あとはお好みで玉ねぎやほうれん草などのお野菜、粉チーズ、粒コショウです。まずは、パスタを少し歯ごたえが残る程度まで茹でます。その間にベーコンかウインナー、お好みの野菜を別の鍋で少し焦げ目がつくまで焼きます。パスタが茹で上がったらベーコンかウインナーを炒めている鍋にお湯を切って入れ、水気が無くなるまで少し炒めます。その後、牛乳をパスタが半分浸かるくらいまで入れ、少し煮立たせます。牛乳にとろみが出てきたらとろけるチーズを好きなだけ入れ、和風顆粒だしで風味を付けます。あとは塩コショウで味を調えたら完成です!
出来上がったパスタの上にお好みで粉チーズと粒コショウをカロリーの事は考えず、ひたすらかけるともっとおいしくなります。
ちなみに、出来上がりに卵黄を混ぜ込むとカルボナーラ風にもなりますので、アレンジは無限大です。ぜひお昼ご飯にどうぞ!

◆観光振興担当 吉原ゆりか隊員
昨年2月に第2子を出産し、今年1月より復帰をして活動を再開し、久しぶりにこちらの記事を書かせていただいています。産休・育休期間は職場を離れ、幌延町や近隣地域のママ友たちと一緒に育児に奮闘していました。感染症の流行によって、小さなこどもを育てるママたちの行き場所が狭まる中、できる限りの事業や場づくりをしてくれた行政機関や団体、何よりママ友たちに支えられました。
平成30年5月に協力隊員として着任し、令和5年4月末で3年間の任期が満了となります。幌延町に来て初めに取り組んだのが、幌延町移住情報PR支援センターの立ち上げです。今はすっかり「ホロカル」という名で親しまれていますが、町内の子ども達から愛称を募集したのが最初の企画でした。それから「ホロカル」の運営全般・HPの立ち上げ、サロベツ原野でのツアー企画、飲食店ガイドの作製、特産品の開発、ロマノフスキーの商品化、木工技術研修、ミズナラ樽熟成酒に関するデザイン制作など、振り返ると自分でも驚くほど幌延町に向き合い、様々な活動をしました。これらは、ひとえに役場職員のみなさんをはじめとした町民の方々のお陰で成し遂げたことです。心からお礼を申し上げます。
幌延町は宝の山です。町民の方ひとりひとりがひとつでも多くの宝物を見つけ、大切にすることで、町が元気になると思います。私も5年間で見つけた尊い宝物を胸に、卒業後も過ごしていきます!今まで、どうもありがとうございました。

◆農業支援員 竹中良輔隊員
皆さんこんにちは。問寒別地区の竹中良輔です。雪も大分融雪されて、徐々に春の陽気を感じます。
3月上旬に幌延町酪農担い手育成センターとして札幌で北海道新規就農フェアに参加して参りました。北海道でこれから農業をはじめたい方が集まるイベントです。幌延町以外に道内47市町村が集まり、各地で様々な品目の農業のPRが行われておりました。全国的に、人口減少や労働力不足で離農のスピードが加速しております。幌延町で新規就農に限らず、家畜人工授精士、酪農ヘルパー、乳検検定員などの酪農に携わる方を少しでも増やすことができるように、これからもこのようなPR活動を続けて参りたいと思います。結果としては、札幌近郊や畑作、施設園芸の市町村が非常に人気ではありましたが、3組の方が幌延町のブースに訪れて酪農や幌延町についてお話することが出来ました。今後の体験や就農に繋がるようにフォローが出来ればと思います。
私たち夫婦も問寒別地区に来て、はや8ヶ月が経ちました。現在は3軒の農家さんの農業支援を行っておりますが、ようやく酪農の「ら」の字が少しだけわかってきたかな?くらいですので今後も地域の皆様のご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。

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