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気象台一口メモ

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北海道幌延町

◆大雨の季節
一年で一番暖かいこの時期、暑さ対策のほかに気を付けたいことに「大雨」が挙げられます。この時期は、他の季節と比べて雨のもととなる水蒸気を大気中に多く含むことができるため、大雨の可能性が高くなります。
気象台では、まとまった量の雨が予想される場合、雨水が地面に染み込むことで地盤が緩み崩れる「土砂災害」、地表に留まり家屋等を水浸しにする「浸水害」、河川が増水しあふれる「洪水害」の発生の可能性を予測し、危険度が増したときに注意報・警報の発表によって災害に対する注意・警戒を呼び掛けています。それぞれの市町村のどの辺りで災害の危険度が高まっているかは、気象庁ホームページ等で公開されている「キキクル|危険度分布」をご参照ください。
ここ十年ほどの国内の災害記録をみると、雨が止んだ後や、小康状態になってから災害が発生する事例がありました。例えば、川の下流域で全く雨が降ってないのに、上流でまとまった量の降水があったため下流で増水・氾濫した、また、土中に多量の雨水が残っていたため大雨でなくとも土砂災害が発生したなど、頭上の状況だけでは災害の危険性は判断できません。市町村からの避難に関する情報や、気象台からの気象情報・警報などを参考に、災害の恐れのある場所・時間帯を避けた行動を心がけるようお願いします。

キキクル|危険度分布(下記URLは、土砂災害の危険度を表示)
【HP】https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#lat:45/lon:142/zoom:9/colordepth:normal/elements:land

問合せ:稚内地方気象台
【電話】0162-23-2679

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