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気象台一口メモ

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北海道幌延町

◆季節の風物詩・流氷
流氷はシベリア大陸の沿岸で生まれ2月に入る頃にはオホーツク海に広がり、北海道のオホーツク海沿岸までやってきます。これほどの低緯度で流氷が見られるのは世界でもこの地域だけであり、北海道の冬の風物詩となっています。
流氷は観光資源であり、また豊かな海をはぐくんでくれますが、一方で沿岸施設に被害をもたらしたり、水産資源に被害を与えることもあります。近年では、平成24年3月に宗谷海峡に流入した流氷が日本海にも広く流出し、利尻・礼文を結ぶフェリーの運航ができなくなったことがあります。当時は、天塩港より代替運航を実施し、人や生活物資の輸送を対応したようです。さらに過去には、名産であるコンブにも大きな被害を出したこともありました。
観光面だけではなく、生活面でも重要な海氷の情報は、気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」の中で公開していますので、是非お役立てください。

問合せ:稚内地方気象台
【電話】0162-23-2679【URL】https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/shindan/index_seaice.html

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