◆湿った雪による着雪
一年の内で気温が一番低くなるのは2月上旬です。つまり、この後は徐々に高くなっていきます。春が待ち遠しいですね。
でも、雪はまだまだ降ります。高めの気温で雪が降ると湿った雪(いわゆるベタ雪)となり、体に付くと衣服などが濡れて余計に冷えたりします。また、湿った雪で大雪となった場合、電線・電柱・アンテナなどに付着し、停電や通信障害を引き起こしたり、交通障害のおそれが高まります。
気象台では「気温が0℃くらいで、湿り雪がある程度の強さで数時間以上継続すると予想される場合」に着雪注意報を発表して電力会社などに注意を呼びかけますが、現在では着雪が原因となる停電は極力起こらないように電力会社でも対策が施されています。
でも万が一の備えは必要です。もしも停電となった場合に衣食住で困らないように日頃から備えておくことをお勧めします。
問合せ:稚内地方気象台
【電話】0162-23-26
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