文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和5年度 町政懇談会を開催しました

5/27

北海道幌延町

令和5年度の町政懇談会は、令和6年2月13日から15日の3日間で地区ごとに開催し、計5回33名の町民の方にご参加いただきました。
町から「地域コミュニティ形成(集落支援)事業の進捗」や「小中一貫教育」について担当課から説明し、ご意見・ご質問をいただいた後、町政全般について懇談しました。今月号では、参加者の皆さんからいただいたご意見、ご質問などをいくつか抜粋してご紹介します。なお、懇談会の会場で回答できなかったご質問などについては、改めて広報誌などでご紹介します。

◆地域コミュニティ形成(集落支援)事業進捗について
令和5年度の地域コミュニティ形成(集落支援)事業の進捗について説明しました。
Q.財政面や町としての支援を具体的にどうするのか教えて欲しい。
A.町として地域運営組織へのバックアップや財政的な支援は必要だと考えており、昨年11月に視察した島根県雲南市では地域運営組織に対して1千万円程度を活動交付金として支援していた。それらも参考に支援体制を検討し、制度化したい。

Q.地域おこし協力隊は、何人程度必要だと考えているか?
A.現時点で想定される活動規模で3人は必要だと考えている。このほか組織として事務局職員を別に雇うということも想定している。

◆小中一貫教育について
令和5年度の小中一貫教育の取り組みについて説明しました。
Q.行政報告では、新校舎の建設場所は幌延小学校とあるが?
A.小学校と中学校の立地条件を比較した際、中学校は土砂災害警戒区域に指定されていることや、避難所とすることを考えると冬に坂道を登るのが大変であることから、今のところは小学校が適地ということで進めている。

Q.問寒別の中学生も幌延で一緒に学習してはどうかと思うが?
A.問寒別地区は生徒数がこのまま推移していく予定であることや、統合希望がないことに加え、通学に30分以上(住所によっては1時間以上)要するというスクールバスの問題もあるため、今のまま継続していきたいと考えている。
小中併置校という問寒別小中学校のメリットもあるので引き続き様子を見たい。

◆町政全般について
Q.近所にある空き家の屋根に積もった雪がすべて自身の土地に落ちてくる。役場で空き家の見回りなどはしないのか?
A.昨年、空家等対策計画を策定したが、雪が降るまでに空き家の確認作業を終えられなかった。雪解け後実施するが、所有者が分かっている場合は、所有者に報告し対応いただく。行政として定期的に確認したいが、職員数の減などで難しい。町の中で気づいた点については、住民生活課にご連絡いただき、地域と行政とで一緒に対応したい。

Q.高齢者から、生きがい教室など曜日・時間に関係なく、憩いの場がほしい、みんなで集まりたいという声がある。
A.そのような機能を持った多世代・地域の交流拠点をまちなか(役場付近)に建てたいということで、まち・ひと・しごと創生会議で議論いただいている。令和6年度中に様々な団体などの意見を伺った上で基本構想に反映していきたいと考えているので、機会を捉えてご意見をいただきたい。

Q.防災に関して、もう少し行政と町民で検討し、深めていく必要があるのではないか?
A.これまでは計画があっても、実際に計画を遂行できる職員がいなかったが、今年2月に元自衛官の方が防災マネージャーとして着任した。今後、自主防災も含めた町内の防災教育に注力したい。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU