■計画の基本理念
「健やかに暮らせる生活環境を確保するために今ある交通資源を効果的に活用しながら持続可能な地域公共交通体系を構築する」
■計画策定の主旨
地域公共交通を取り巻く環境の急速な変化や、持続可能なまちづくりを進めるため重要な要素となる移動手段確保の観点から、町内の交通体系の見直しと確保・維持するために計画を策定しました。
計画では、(1)鉄道交通の確保(JR宗谷本線)、(2)バス輸送の確保(沿岸バス路線)、(3)住民の生活交通対策の充実(町内公共交通)を地域公共交通の課題としています。
■計画策定までの経過と計画のポイント
北海道運輸局旭川支局や町内の交通事業者等を構成員とする法定協議会「幌延町地域公共交通活性化協議会」(事務局:町)を設置し、令和5年8月から令和6年3月までに3回の協議を行いました。利用動向調査(住民アンケート調査)、鉄道利用乗降調査、来訪者アンケート調査、バス乗降調査の結果が反映されています。
その後、令和6年3月に計画案をとりまとめ、パブリックコメントを行い、計画が完成しました。
計画では、地域内における移動手段確保のため、今あるハイヤー乗車時の運賃支援に加え、利用回数に制限のない「デマンド交通体制」の整備に向けて検討を進めることとしています。
■計画の概要版の配付について
本号広報誌に「幌延町地域公共交通計画【概要版】」を折り込んでいますので、ご覧ください。
問合せ:住民生活課 地域対策係
【電話】5-1112【告知端末機】5-8812
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