特定非営利活動(NPO)法人「ミナといかん」の設立総会が開催されました

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問寒別地区において、地域住民が中心となって地域の暮らしを守る取り組みを行なう地域運営組織「特定非営利活動(NPO)法人ミナといかん」(正会員20人)の設立総会が4月16日(火)、問寒別生涯学習センターで開かれました。
人口減少や少子高齢化が進み、地域集落の活力や担い手が不足し、生活を送る上で必要な機能が失われつつある中、町は「いつまでも暮らし続けられる地域集落づくり」を目指し、平成31年度から地域コミュニティ形成事業に取り組んできました。この事業は、地域住民皆さまから、今後も継続したい地域行事や生活の困りごと等を聞き取ることに始まり、住民皆さまと道内外で活発に行なわれている地域づくり先進地への視察や懇談会、審議会等を重ね、令和4年度に地域づくりビジョンを策定する等、組織づくりを進めてきました。
NPO法人ミナといかんは、この地域づくりビジョンに基づき、地域課題に向け具体的な取り組みを協議し、地域に必要とされる活動を行ないます。地域おこし協力隊と会員や住民皆さまの助け合いのもと、地域デマンド交通、住宅の草刈りや除雪、公共施設の維持管理を今後の活動として想定しています。
今回の設立総会では、芳野代表理事による挨拶、清水目宗谷総合振興局長、髙橋北海道立総合研究機構建築研究本部長、西澤町議会議長等からご祝辞をいただき、法人設立趣旨書案や定款、役員選任、令和6年度事業計画案・活動予算書案等10件の議案が審議され、承認されました。
町は今後、交付金・補助金等の財政支援のほか、地域おこし協力隊の配置や運営支援などサポートを行ない、将来的には幌延地区での組織設立につなげていく考えです。