■幌延町長 野々村 仁
新年明けましておめでとうございます。
輝かしい令和七年の新春をご健勝で迎えられましたことに心からお慶び申し上げます。
また、日頃から町政の運営に対し、温かいご支援とご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が一段落したことにより、神社祭や名林公園まつり、おもしろ科学館など町内でのイベントにつきましても、感染予防に配慮しながら開催の運びとなり、交流人口が増加し、まちの賑わいや活気がコロナ禍前に近づいていることを嬉しく思っております。
一方、長引くエネルギー価格等の高騰により、商工業や基幹産業である酪農業を取り巻く環境は依然と厳しく、まだまだ取り組まなくてはいけない課題が山積しております。
これらの課題に対応するため、道路や橋梁、水道などの社会資本整備、商工業における経営力の強化に向けた設備の導入支援、持続可能な生乳・肉用牛の生産維持に向けた農業機械設備等の更新支援、集落支援対策、地域公共交通対策、町民の暮らしや健康を守る施策などを着実に推進してまいります。
特に、従前から取り組んでおります「小中一貫教育」については、幌延小学校と幌延中学校を施設一体型の小中一貫校である義務教育学校の開校を目指し、令和六年度末までに基本設計において具体化を進めてまいります。
また、「多世代交流施設」につきましても、令和六年度末までに基本構想を策定することとしており、生活支援機能、高齢者等の暮らしや活動を支えるための機能、防災機能を備えた拠点施設づくりを進めてまいります。
今年の干支は、乙巳(きのとみ)です。この年は「これまでの努力や準備が実を結び始める時期」を示唆しているそうです。これまでに実施してきた様々な取り組みが実を結び、「笑顔と希望に満ちあふれるまち ほろのべ」の実現に向けて、着実に推進してまいりますので、引き続き皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
結びに、本年が皆様にとって希望に満ちた明るい一年となりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
令和七年元旦
■幌延町議会議長 西澤 裕之
新年明けましておめでとうございます。
令和七年の新春を迎え、幌延町議会を代表して謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
町民の皆様には、健やかに新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
また、昨年中は議会活動に対し、特段のご理解とご支援をいただき誠に有難く心より御礼を申し上げます。
我が国の近年の情勢をみますと、まだまだ明るい話題が少なく、厳しい社会情勢、経済情勢の中におります。
国内の物価上昇も以前よりは落ち着きましたが、依然値上げ傾向は続いております。それに対し、賃上げムードは高まってきましたが、いまだ実感がないというのが多くの方々の意見ではないでしょうか。
また、昨年は長雨の影響により牧草の品質や集乳量に深刻な影響が生じ、農業経営は大変厳しい年でありました。
町議会といたしましても、議会の本来持っている、住民の代表として町の意思を決定するという重要な責務の重さを再認識し、町民皆様のご意見、ご要望を町行政に反映するよう努力を重ねると共に、行政と協力しながら、より良いまちづくりのために邁進してまいる所存ですので、どうぞ、本年も皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
最後に、今年の干支は巳(み)です。蛇は古くから豊穣神・天候神として信仰の対象とされてきました。脱皮をする蛇は「復活と再生」を連想し、植物に種子ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。町民皆様にとって、本年が明るく希望に満ちた年でありますようお祈り申し上げますとともに、ご健康とご多幸を祈念し、新年のごあいさつとさせていただきます。
令和七年元旦
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