幕別町選挙管理委員会では、現在の23投票区となって18年が経過し、選挙をめぐる制度や社会情勢が変化していることから、投票区の再編の必要性について検討を重ねています。
全ての有権者にとって、より投票しやすい環境を整えるとともに、この先20年で約15%減という本町の人口推計を踏まえ、20年後を見据えた投票区および投票所の再編を行い、公正で円滑な選挙事務の執行を目指したいと考えています。今月号から3回にわたり、現在検討中の投票区再編案を掲載します。
今月号は、投票区再編案の概要についてお伝えします。
1 投票所をめぐる現状
(1)有権者数の減少
選挙権が18歳以上に拡大した平成28年をピークに有権者数が減少
(2)期日前投票制度の浸透
期日前投票の増加に伴い、当日投票所の利用者数の減少
2 課題
(1)選挙事務従事者等に係る課題
・投票立会人のなり手不足
・投票事務、開票事務に当たる職員の負担
(2)投票環境の課題
土足不可(20カ所)や段差未解消(屋外スロープ未整備2カ所、玄関段差未解消)
3 再編の目的
(1)現状を踏まえた効率的な選挙事務の執行
・投票立会人のなり手不足の解消
・投票事務、開票事務従事者の負担軽減
(2)選挙人にとっての投票環境の向上
すべての投票所の土足化とバリアフリー化
■投票区再編案
現在の23の投票区を11の投票区に再編統合します。23→11(詳細は下部をご覧ください)
◇再編の考え方
小学校区を基本とし、有権者数(約4,000人)、当日の投票者数(約1,500人)、投票所施設の規模等を考慮して総合的に判断するものです。
■投票所までの移動支援策を検討しています(11月号で紹介します)
・コミュニティバスの臨時運行と運賃無償化
・期日指定乗合型巡回車の運行
・外出支援サービスの選挙利用分の拡大
問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】(幕)54-5400
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