幕別町教育委員会では、令和6年8月に「学校における働き方改革幕別町アクション・プラン(第3期)」を策定し、学校現場の働き方改革を推進しています。働き方改革の目的は、教員自身がこれまでの働き方を見直し、子どもたちと向き合う時間や自らの学びを深めるための時間を確保することで、「質の高い学び」と「持続可能な学校」を実現することであり、その実現のために、「時間外在校等時間(※)」を1カ月で45時間以内、1年間で360時間以内とすることを目標に掲げています。
これまでのアクション・プラン(第2期)に掲げる取り組みの成果と課題を踏まえた新たなアクション・プラン(第3期)により、中学校の時間外在校等時間が減少する一方で、小学校では昨年度の状況と比べて増加しています。
今後も町教育委員会では、働き方改革の実施状況を適切に把握、分析し、必要な環境整備の取り組みを実施するとともに、学校現場においては、全職員の共通理解のもと、勤務時間を意識した働き方の実践に取り組んでいきますので、学校における働き方改革の趣旨についてご理解をお願いします。
※時間外在校等時間とは、在校等時間から所定の勤務時間(7時間45分)を引いた時間です。
■時間外在校等時間の状況(学校種別/上半期)
〔教職員:小学校132人、中学校86人の平均〕
〔教職員:小学校141人、中学校85人の平均〕
令和6年度上半期の小学校の時間外平均は23時間07分(前年比1時間26分増)で、45時間超の教育職員は延べ88人(前年比4人増)、中学校の時間外平均は29時間09分(前年比1時間減)で、45時間超の教育職員は延べ110人(前年比1人増)となりました。
今後も引き続き時間外の縮減に向けて取り組んでいきますので学校現場における働き方改革についてご理解をお願いします。
なお、公表はホームページでも行っています。
問合せ:教育委員会学校教育課総務係
【電話】(幕)54-2006
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