INFORMATION-消費者被害防止ネットワーク

27／34

■幕別町消費者被害防止ネットワークニュース第95号

突然のセールス電話や訪問販売を断るには?～対策方法を紹介します～

◆対策方法Q&amp；amp；A
Q　断り方のポイントは?
A　理由を言わずに断ることがポイントです。はっきりと「いらない」「興味がない」だけを繰り返しましょう。こちらがどんな理由で断ろうとしても、相手は強引に契約を取り付けようとしてきます。

Q　勧誘の電話をうまく切る方法は?
A「お話しすることはありませんので、電話を切ります」と言って話を聞かずに電話を切りましょう。話が長くなると電話が切りにくくなります。

◆活用しよう便利な機能
◇固定電話
・留守番電話機能
「ただいま電話に出ることができません。お名前やご用件をお話しください」などのメッセージが流れます。家にいる時でも常に留守番電話にしておきましょう。
・迷惑電話防止機能
「この通話は録音されます」と最初に流れ、相手との会話を録音します。
・電話番号表示機能(ナンバー表示)
着信した相手の電話番号を表示する機能で、電話会社へ申し込みをして使用する有料のサービスです。(NTTで高齢者無償化受け付け中)

◇インターホン
・モニター機能
室内から訪問者の顔をモニターで確認できます。
・録画機能
留守中の来訪者の顔が録画されます。

■相談事例紹介　通っていた脱毛エステ店が倒産した!

◆今月の相談
1年半前に契約して6回通った脱毛エステ店が最近倒産した。契約したコースは30万円で4回の施術を受ければその後はずっと無料で通い放題というものだった。代金は36回払いで18回まで支払い済みだが、今後も支払わなくてはならないか。

この相談者のケースでは、有料分の施術回数(4回)を受けた状態で支払いが済んでいなかったため、信販会社に残債を支払う必要があると回答しました。
有料分の施術が終了していない場合は、信販会社に請求停止を求める書面を提出しますが、実際には返金されない場合が大半を占めます。
また、他の店でサービスが引き継がれる場合でも、施術の回数が制限されたり、追加料金が発生したりすることもあります。
脱毛エステの契約は、長期間・高額になることが多いため、契約内容を十分理解した上でサロンやクリニックを選びましょう。

〔脱毛エステ契約時のポイント〕
・「今だけ特別割引」「業界最安」「永久保証」などの広告に惑わされない。
・契約内容を理解するまで説明を受け、特に分割払いの場合は、金額・回数をよく確認する。
・肌に合わない、引っ越しなどで通えなくなる場合の中途解約条件を特に確認しておく。
・心配であれば1回ごとに支払う「都度払い」ができる店やコースを選ぶ。

エステの契約は、契約書面を受け取って8日間はクーリング・オフ(無条件の契約解除)ができます。また、利用期間が1カ月を超えて総額が5万円を超える契約であれば中途解約ができます。
トラブルが発生したら契約書を持参の上、消費生活センターに相談してください。

問合せ：幕別町消費生活センター
【電話】(幕)55-5800