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自治体の皆さまへ

令和7年 年頭のご挨拶

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北海道幕別町

■幕別町長 飯田晴義

謹んで新年のお喜びを申し上げます。
また、日頃から町政への深いご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。
震度7を記録した能登半島地震で明けた令和6年でしたが、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症による様々な活動の自粛から解放され、夏フェスタや産業まつりなどの各種イベントでは町内外から多くの来場者でにぎわい、笑顔溢れる幕別町らしさが感じられる一年となりました。
10月に忠類晩成の「ナウマン象発掘跡地」で行った発掘調査では、昭和45年に発掘したナウマン象の個体の一部と見られる頭骨の化石が発掘され、54年振りの貴重な文化遺産の大発見に、全身骨格の完全復元への期待が高まりを見せております。
また、7人制女子ラグビー日本代表として2016年リオデジャネイロ五輪に出場した桑井亜乃さんが、昨年7月に開催されたパリ五輪においてレフェリーを務められました。ラグビー界で初となる、選手と審判の両方で五輪を経験された桑井さんは、リーグワンの審判員になることを更なる目標としておりましたが、先日、それを見事に叶えた有言実行を貫く雄姿は、私たち町民をはじめ子どもたちにも大きな希望や励みとなりました。
その一方で、長期化する極めて不安定な国際情勢に端を発した物価高騰が、私たちの暮らしに多大な影響を及ぼしておりますが、この厳しい時代こそ、町民の皆さまの切実な思いや悩みに直接向き合い、「声なき声に耳を傾ける」姿勢を持ちながら、皆さまの笑顔が見られるようなまちづくりに全力を傾注してまいりたいと考えております。
町は行政サービスの効率化とサービス向上を目指し、昨年12月6日から住民票等のコンビニ交付サービスを開始するとともに、1月6日から手数料の窓口キャッシュレス決済をスタートするなど、町民の皆さまにより良い行政サービスを提供できるようデジタル化の推進に取り組んでおります。
今年の干支であります「巳(み・へび)」は脱皮を繰り返し、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年になる」と考えられていることから、幕別町の歩みも今年の干支に重ね、柔軟な姿勢と弛まぬ努力でまちづくりを進めてまいります。
結びに、この一年が皆さまにとって希望に満ちた素晴らしい年となりますことを心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

■幕別町議会議長 寺林俊幸

謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
輝かしい新春を町民の皆さまとともにお迎えできることを心よりお喜び申し上げます。
また、日頃より町政をはじめ議会に対しまして、温かいご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、社会経済活動や地域コミュニティ活動が平常に戻りつつある中で、昨年は夏フェスタや産業まつり、忠類どんとこいむらまつりなどの各種イベントも従来どおりに開催され、会場では多くの来場者の楽しそうな笑顔が溢れ、活気のあるにぎわいが感じられたところであります。
一方で、原油価格や物価の高騰が長期化の一途をたどり、依然、地域経済や町民生活に大きな影響を及ぼしていることに加え、地球温暖化や自然災害などの気候変動を肌で感じる状況に直面しており、様々な対策が求められているところであります。
昨年、議会におきましては、平成26年4月に制定しました「幕別町議会基本条例」が施行から10年目の節目を迎え、本条例の目的が達成されているかどうかの検証を行い、11月に検証結果を議会だよりと町のホームページで公表するとともに、喫緊の課題について検討を進めているところであります。
また、行政のデジタル化と連携しながら、議会改革の一環として、全議員にタブレット端末を貸与し、効率的な議会運営とペーパーレス化の推進を図るべく、本年第1回町議会定例会から本格的な運用を開始することとしております。
今後も、町が抱える諸課題に対し、議論を深め、知恵を出し合い、行政とともに両輪となって、まちづくりに取り組むとともに、町民の皆さまの声を真摯に受け止め、議員一人ひとりが議会の使命と責任を認識し、信頼される開かれた議会運営に努めてまいりますので、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、町民の皆さまにとりまして、素晴らしい幸多き一年でありますように心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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