1月号の「まちのわだい」でお知らせしたとおり、令和6年10月の発掘調査で忠類ナウマン象の頭骨片を発見しました。同年12月の報道発表後は各社から取材があり、ネットでのニュース配信もあって「忠類ナウマン象化石、再発見」の知らせは全国各地へ届けられました。
これまで、忠類ナウマン象の頭骨は昭和44年の道路工事で破壊され失われたとされていましたが、今回の発見でまだ地層中に残されている可能性があることが判明しました。
肋骨や背骨の多くも発見されていませんが、今後これらの発見が続けば、より完全な全身骨格の復元が可能となります。
■昭和45年に忠類へ来た「ナナ」の写真を探しています!
今回発見した化石は、おびひろ動物園にいたアジアゾウ「ナナ」の骨と比較することで頭骨片と同定することができました。しかもナナは、まだ仔象だった昭和45年に忠類を訪れているのです。
そこでナウマン象記念館では、忠類を訪れた時のナナの写真パネルを作成するため、写真をお持ちの方を探しています。提供可能な方は、まずはお電話でご連絡ください。
■忠類ナウマン象記念館
開館時間:午前9時~午後5時
入場料:一般300円、小・中学生200円
【電話】(忠)8-2826
※詳細は本紙をご覧ください
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