■テーマ
「自助・共助・公助、自主防災組織」
●共助と自主防災組織の役割を知ろう!
災害時の助けは『自助、共助、公助』によって行われます。
今回は改めて自助・共助・公助の役割を知り、特に共助について考えてみましょう。
◇自助
(例)個人・家族など
「自らの安全は、自らが守る」これが防災の基本です。自分の手で自分・家族・財産を守る備えと行動を『自助』と呼びます。
◇共助
(例)隣近所・事業所などの地域コミュニティなど
「わがまちは、わが手で守る」これが地域を守る最も効果的な方法です。近隣のみなさんと協力して地域を守る備えと行動を『共助』と呼びます。
◇公助
(例)行政機関など
町をはじめ、消防・警察・国・道といった行政機関、ライフライン各社の応急対策活動を『公助』と呼びます。
・特に大規模災害では公助の割合が小さく、自助7割、共助2割、公助1割ともいわれているよ。阪神淡路大震災では地震で倒壊した建物から救出されて、生き延びることができた人の約8割が家族や近所の住民の救助によるものだったという調査もあるよ。
■自主防災組織とは
「自主防災組織」とは、「公」(行政)ではできない部分、「私」(家庭)だけではできない、地域の安全に関わる部分をカバーする組織です。災害時には、地域の人たちを見知っている自主防災組織だからこそできる共助があります。また、自然災害に限らず火災などでも同様です。
◇平常時
・災害に備えた訓練や防災研修を行う。
・地域の中で避難が難しい人をあらかじめ把握し、支援計画を立てる。
◇災害時
・地域の中で避難が難しい人の安全確認を行う。
・避難誘導や避難支援、救出救護を行う。
・避難所の運営、給食給水のような、さまざまな共助の活動を行う。
■自主防災組織をつくりませんか
地域でつくる自主防災組織は「役場のための組織」ではありません。自分たちの住む地域を自分たちで守るための組織です。町では、自主防災組織の立ち上げのお手伝いとして、地域の集会などでの出前講座や、個別の相談も実施していますので、気軽に連絡ください。
また、地域の自主防災組織の活動に対して、次の表のような支援も行っています。
■町内会(自主防災組織)に対する支援
幕別町協働のまちづくり支援事業の町内会防災活動支援事業では、町から町内会に対して交付金を交付しています。
・防災情報メール
本紙掲載の二次元コードから、または下記アドレスへ空メールを送信し、登録ください。
【メール】touroku.makubetsu-town@raiden.ktaiwork.jp
・幕別町防災公式LINE
本紙掲載の二次元コードを読み込み、「友だちに追加」で登録ください。
ID検索はコチラ⇒⇒⇒@makubetsu
問合せ:防災環境課防災危機管理係
【電話】(幕)54-6601
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