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自治体の皆さまへ

よい食一生・食育だより

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北海道平取町

保健福祉課からのお知らせ

■『減塩生活』で健康づくり‼
日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食塩摂取量の減少を目指すため、目標量(食塩相当量として)を、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満と設定されています。
また、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量の量は、男女とも6.0g/日未満とされています。食塩(塩化ナトリウム)は摂りすぎるとむくみや口の渇きのほか、高血圧を引き起こし、脳血管疾患や心疾患、腎臓病などの原因になります。
近年における日本人の成人1人1日当たりの摂取量は、食塩相当量として男性11g程度、女性9g程度で、以前に比べ減少していますが、世界的にみると、なお、高いレベルにあります。本来必要な1日当たりの摂取量は多くても2g程度です。
カリウムを多く含む野菜や果物をいっしょに摂ることで、ナトリウムの排泄を促進することができます。

■今の食事からマイナス2gの減塩
日本人は、食塩の7割を調味料から摂っています。調味料に含まれる食塩量を知るとともに、調味料以外にもカップめんや塩蔵品など食塩が多く含まれている食品の食塩量を知ることが大切です。また、最近ではこうした調味料や食品について、事業者の努力によって、「減塩しょうゆ」「減塩味噌」、また、「減塩梅干し」「減塩スナック」など食塩量を減らした商品が市場に出回るようになりました。
減塩を意識した健康づくりに取り組みやすい環境づくりも進んできています。
このような環境要因の変化も手伝い、国では、積極的な減塩の目標として、1日当たりの塩分摂取量を、『今より2g減らす』工夫をすることを合言葉として、減塩を進めています。

◆塩分相当量2gの目安
・カップ麺やインスタントラーメンのスープ半分
※標準栄養成分表示のスープの塩分相当量が4gの場合
・みそ汁2杯分
※1杯当たり1.0~1.2g
・食パン6枚切り約2枚半(150g)
※パンには意外と塩分が多く含まれており、ご飯に変えることで0g。
・減塩の調味料を使用する
※一般的なしょうゆを40%減塩のしょうゆに切り替えると、大さじ2杯分で2g減塩。
・塩分の多い食品を意識して食べる頻度や内容を考えて2g減塩。(表1参考)

▽今日からできるマイナス2gの減塩
表1〔食塩摂取源となっている食品のランキング〕
ふだんよく食べる食品に含まれる食塩量を知り、選び方や食べ方の工夫でおいしく減塩。


※資料:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
平成24年国民健康・栄養調査のデータを基に解析した結果。
「1日当たりの食塩摂取量」は、当該食品からの食塩摂取量の平均値。

お問い合わせ:保健福祉課 保健推進係(ふれあいセンターびらとり)
【電話】4-6112

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