教育委員会からのお知らせ

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■平取町コミュニティ・スクールレター　地域と学校、びらとりのみらい
▽二風谷小学校　～二風谷工芸家の方々と木彫り・革細工体験～
二風谷小学校では、総合的な学習の時間に「ハララキ体験活動」を年10時間行っています。毎年様々な体験活動を行っていますが、今年度は「木彫り・革細工」体験を行いました。
6回に分けて体験活動を行い、そのうち2回目～6回目までは、二風谷工芸家から3名の方々が講師として来校されました。まずは、アイヌ文様の描き方を教えていただき、次に木や皮に実際に彫る練習をしました。最後は本番用の木や皮を使って、アイヌ文様を描いた革細工を作ったり、難しい鱗彫りも上手に彫ることができました。
素晴らしい技術をもった、とても贅沢な講師陣に囲まれて行った学習は、子ども達にとって貴重な体験となりました。

▽平取小学校　～赤石牧場で、馬についてたくさん教わりました!～
2年生の児童22名が赤石牧場(荷菜)を見学しました。今回の図工では「馬の絵」を描くため、馬を間近に観察し、学ぶことが目的です。
本校に通う児童の保護者でもある赤石さんと従業員の方から、馬の生態や特徴について教わりました。馬の大きさや顔、体の色や性格まで、一頭一頭違うことがわかり、馬の特徴について知るたびに子どもたちは、「へぇー」「そうなんだ!」と感嘆の声をあげ、目を輝かせていました。この観察を活かし、馬の姿をスケッチするときには、体の特徴をしっかり捉え、絵に表すことができました。
赤石牧場の方々から、大切な馬たちをじっくり見せていただき、愛情深く教えてくださったおかげで、馬に対する興味関心をさらに高めた2年生のみんなでした。

■樽前山の頂を目指して　～小中学生登山～
8月10日(木)、小学4～6年生と中学生を対象とした「小中学生登山」を樽前山(苫小牧市)で行い、17名の参加者と5名の引率者で山頂を目指しました。
当日の天候は、霧雨で気温も低く参加した子どもたちにとって、登山にちょうどよい気候だったと思います。
休憩もしっかりと取り、水分補給をしながら約2時間かけて無事に参加者全員が山頂へ到着することができました。心配された天候も山頂に近づくにつれて、少しずつ晴れてきました。
昼食は西山・東山分岐の地点でお弁当を食べて休憩をしました。その後の下山では、いくらか足取りが軽くなり約1時間半で下山することができました。
登山後は、苫小牧市内の温泉施設アルテン「ゆのみの湯」で疲れを癒し、平取町民体育館に帰ってきて解散となりました。

■わくわく自然体験スクール　～inニセウ・エコランド～
8月2日(水)、町内小学校4・5年生を対象にキャンプをニセウ・エコランドで実施し、各地区から24名の児童が集まりました。
前日まで雨天の心配がありましたが当日は回復し、宿泊テントの組み立て、サンドウィッチ作り、川遊びを行うことができました。他にも紐切り式を用いた火起こし体験や開拓財産を使ったパン、たい焼き、せんべい作りなどを行い、子ども達にとって普段経験することができない貴重な体験となりました。
本来であれば、夕食のカレーライス作りやホタル鑑賞、翌日にはヤマメの釣り堀・調理体験等が予定されていましたが、キャンプ場周辺でクマの目撃情報があり、子ども達の安全確保のため中止となりました。
初日の朝から夕方までのデイキャンプとなってしまいましたが、子ども達それぞれが行った体験から学んだことや友達との交流の中で感じたことを大切にして今後に活かしてほしいです。