平取町の財産である豊かな森林を守り、未来に引き継いでいくことは、地球温暖化防止をはじめ町民の快適な生活環境を維持していくための重要な課題です。これからの森林環境整備に向け、北海道立北の森づくり専門学院(旭川市)を卒業後、今年4月から沙流川森林組合の職員として活躍する頼もしい担い手をご紹介します。
(お二人にお聞きしました。(1)林業の仕事を志したきっかけ(2)平取町の印象(3)これからの抱負など)
■岡 弥真登さん(札幌市出身)
(1)自然の中で働く仕事を探す中で、林業もその一つだと考えていましたが、学院の存在を知って本格的に林業について調べていくうちに、林業のおもしろさに興味を持ちました。
(2)他の町よりも立地がよく、札幌などにも離れてなく近くの町にもスーパーや道の駅、パン屋などがあり静かで暮らしやすい町です。
(3)今後は伐倒などの業務が増えるため、様々な状況や角度で自分がイメージしたとおりに伐倒ができるようにしたい。
■久保 良太さん(札幌市出身)
(1)やりたいことが見つからず進路で迷っていた時期があり、幼い頃から自然が好きだったことを思い出し、自然に関わることができる仕事に就きたいと考えました。そのなかでも林業は全く未知の領域でしたが、同時に面白そうでとても魅力のある職業だと感じました。
(2)人柄がみな一様に温かく、新しくこの町にきた自分にも優しく接してくれて嬉しいです。ご飯が美味しいところも平取町で生きるうえでとても喜ばしいです。
(3)北森カレッジで学んだことや培った知識をこれからの活動で使っていきたい。
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