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自治体の皆さまへ

よい食一生 食育だより

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北海道平取町

保健福祉課からのお知らせ

■食品ロス…半分が家庭から
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられている食品のことをいい、毎年10月は『食品ロスの削減月間』、10月30日は『食品ロス削減の日』とされています。
農林水産省・環境省より、日本の食品ロス量について「令和4年度推計」が出され、日本の食品ロスは全体で472万トン。内訳は図1のとおり事業系から50%、家庭系から50%という結果でした。
10年前と比較し170万トン減少し、国民一人あたりの年間食品ロス量で示すと、50kgから38kgと12kgの削減になっています。

〔図1〕

国では令和12年までに食品ロス量を事業系で273万トン、家庭系で216万トン削減することを目標にそれぞれ様々な取組みを進め、全体の数値としては目標を達成しました。
しかし、コロナウイルス感染症の影響を受けている年度であることなどから、今後注視していく必要があり、引き続き、削減に向けた取組みを継続していく必要があるとまとめています。

■残さず食べよう ~家庭からの食品ロス削減~
国では、第4次食育推進基本計画の目標の一つに、「食品ロス削減のために何らかの行動をしている国民を増やす」(令和7年度までに80%以上)という目標をあげています。
平取町では、令和3年度に健診受診者327名を対象に、食品ロスに関するアンケートを実施しました。食品ロスについての認知度は、同年度の国の80.3%よりも高値の87.3%と食品ロス削減に関心が高い結果でした。
また、計画の目標である何らかの行動をしている方は、同年度の国の78.3%に対して70.1%でした。知っている方は多くいますが、具体的な行動まではあと一歩という結果でした。
具体的な取組みの内容については、最も多い内容は図2のとおりです。
平取町では、冷凍保存の活用が一番多く、4位には「食べきれる量だけ購入する」という回答が3位と僅差で多くありました。古くから受け継がれている日本の『もったいない』精神をしっかり受け継いでいる結果ではないでしょうか。

〔図2〕食品ロスを削減するための取組について

(参考)
・消費者庁『食品ロス削減関係参考資料(令和6年6月 日版)』
・農林水産省 特集「おいしく食べきる!食品ロス削減レシピ」

お問い合わせ:保健福祉課 保健推進係(ふれあいセンターびらとり)
【電話】4-6112

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