平取消防が、大正13年に私設消防組から公設認可されてから100周年を迎え、11月10日(日)に、消防団員、関係者および来賓のご臨席のもと、中央公民館において記念式典と祝賀会が開催されました。
式典では、公設100周年を機に消防団の崇高な使命と高い士気の象徴である消防分団旗が更新され、本間 稔浩 団長から4分団の各分団長へ伝達されたほか、歴代分団長以上の方々に、これまでのご功労に敬意と感謝の意を表し、感謝状が贈呈されました。
多くの先人達により「自らの地域は自ら守る」という地域防災の要としての意識が受け継がれ、平取消防の礎が築かれました。
近年、大規模多様化する災害が多発している中、町民の生命、身体、財産を守るため、献身的に任務に精励される消防団は欠くことができない組織であり、今後も地域の安心、安全を支えるため、消防行政の発展、充実を図っていきます。
・日高西部消防組合平取消防団/実員104名(令和6年11月1日現在)
〔本団…11名〕
〔平取分団…25名〕
〔荷負分団…20名〕
〔貫気別分団…22名〕
〔振内分団…26名〕
※詳しくは本紙をご覧ください。
・日高西部消防組合平取消防署/実員22名
平取消防署…19名、振内分遣所…3名(救急救命士有資格者…11名)
■平取消防の歴史(概要)
大正4年2月 平取村に「平取森林防火組合」、「私設消防組」結成
大正13年8月 「公設消防組」として認可(2部制60名)
昭和12年7月 平取村最初の消防ポンプ自動車 購入
昭和22年4月 勅令公布により「平取消防団」に改組(実員300名)
昭和29年11月 町制施行により「平取町消防団」に改称
昭和48年4月 日高西部消防組合 発足(沙流3町/門別・平取・日高)
昭和57年8月 平取消防団第4分団が北海道消防操法訓練大会 ポンプ車の部で優勝(同年10月 全国全国大会で準優勝)
昭和62年3月 消防署平取支署 救急業務開始
平成元年9月 振内婦人防火クラブ 全国婦人消防操法大会 入賞
平成7年2月 日本消防協会表彰「特別表彰 まとい」授与
平成26年7月 平取消防団(選抜)が北海道消防操法訓練大会 ポンプ車の部で優勝(同年11月 全国大会で敢闘賞)
平成28年7月 署制施行により「日高西部消防組合消防署平取支署」を「日高西部消防組合平取消防署」に改称
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