〔まちの政策〕町議会行政報告

2／17

12月18日(水)に第9回町議会定例会が招集され、行政報告および議案が審議されました。
教育行政報告の概要をお知らせします。

■教育行政報告
▽学校活動の状況
9月中旬から10月にかけて、各小中学校で学習発表会、学校祭が開催されました。各校とも児童生徒と教職員が一つとなり、準備や発表練習を意欲的に取り組み、当日の発表は素晴らしいものとなりました。
9月に町議会総務文教常任委員会、11月に教育委員による学校訪問を実施し、各校長から重点目標や学校の状況等の説明があり、委員から質問等が行われました。

▽令和6年度　全国学力・学習状況調査
4月に小6・中3を対象として実施された今年度の全国学力・学習状況調査について、平取町の状況は、小・中学校ともに全国よりやや低いものの、ほぼ平均並みで、日高管内では高い状況となりました。

▽令和7年度　新入学児童数
小学校5校で20名となり、児童に対する必要な支援や最適な学習環境を整えていきます。

▽部活動の地域移行
現在、北海道教育委員会は、生徒数の減少や中学校教員の働き方改革などを理由に「中学校での部活動を廃止し、地域で活動できる準備を早急に進める」ことを求めています。しかし、移行するためには新しい組織設立や教師に代わる指導者の発掘など課題が山積しています。
今後、部活動拠点校方式の採用や日高町と協力するなどして部活動の地域移行を進めていきます。

▽振内中学校の状況
1月から7月にかけて、振内地区の全保護者・住民を対象としたアンケートの実施や直接の聞き取りなどを行ってきました。
今回のアンケート等からは、約7割程度の保護者が統合を望んでいるとの回答を得ましたので、教育委員会として「生徒や保護者の不安等を軽減するため、準備期間を2年間として、令和9年4月の統合を目指す」との方向性をまとめ、保護者・地域住民を対象とした説明会を数回開催したところです。
今後は、保育所・学校・自治会単位で意見交換していただき、その結論に応じた対応を教育委員会として行っていきます。

■町議会において選任、再任された各委員
※詳しくは本紙をご覧ください。