平取町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)実績報告

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町では、温室効果ガス排出量を削減することを目的とした「平取町地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を策定しています。
この計画では、町が管理する施設において2013年度を基準に省エネ対策と再生可能エネルギーの導入により、2030年度に温室効果ガスであるCO2排出量の40%削減を目指しています。

■2023年度の温室効果ガス(CO2)の排出状況
2023年度の各施設・車両によるCO2排出量は2,167tで、基準年度の2013年度と比べ31.6%(1,000t)の減少となり、中期目標値の2,213tを下回る排出量となりました。
しかし、新たに整備された大型施設や、各施設へのエアコン導入、猛暑の影響などにより、電気使用量は2022年度より130,068kWhほど増え、全体のCO2排出量においても、前年度比較で117t増加しています。今後、2030年度のCO2排出量削減目標を達成するため、より一層の削減に向けた取り組みと、「省エネ」だけでなく「創エネ」の取り組みを推進します。

▽エネルギー別CO2排出量内訳

■令和6年度　電源立地地域対策交付金事業報告
二風谷発電所・岩知志発電所・奥新冠発電所の影響緩和のために、電源立地地域対策交付金が交付されています。
今年度は、国民健康保険病院の医療体制の維持、確保が円滑に図られるよう、病院事業費へ電源立地地域対策交付金551万4千円を充当しました。
今後も町民の安心で安全な医療の提供が保てるよう病院事業費への充当など、有用な財源として効果的な活用をしていきます。