■地域の課題とニーズに応える人材育成と地域貢献へ 立命館アジア太平洋大学、北翔大学と平取町が連携協定
平取町は2月9日(金)に立命館アジア太平洋大学(別府市)と友好協定を、28日(水)に北翔大学(江別市)と包括連携協定を締結しました。
立命館アジア太平洋大学は、平取町が開催するアイヌ文化に興味のある全国の学生が集まり、様々な視点からアイヌ文化振興に関する提案を行う「大地連携ワークショップ」に、今年も学生が参加しています。
アイヌ文化や伝統が色濃く残る平取町をフィールドに、文化の継承を活かした観光施策や人材育成を学びながら、まちづくりの方法や課題解決策を学生自身が考える場として友好的な交流を進めます。
北翔大学は、地域を育て、地域に支えられる大学を目指す「地域貢献大学」として、様々な産官学連携事業を積極的に展開しています。平取町と連携し、教育活動に関する相互協力や人材育成をはじめ多様な事業を総合的に活用し、交流・連携を進めていきます。
今後は、協定に基づき、町は積極的に大学の持つ知的・人的・物的な資源を活用し、戦略的なまちづくりを、また、大学は教育・研究の成果を社会や地域に積極的に提供、還元することで、連携をより実効的に進めていきます。
■映画「ゴールデンカムイ」舞台挨拶上映
札幌シネマフロンティアで映画「ゴールデンカムイ」舞台挨拶上映が、1月31日(水)に行われ、平取町から映画撮影に協力した約50名が招待され、映画を鑑賞しました。上映後には、主演の山﨑賢人さん、山田杏奈さん、監督の久保茂昭さんが登場し、映画撮影時のエピソードなどを話されました。これに合わせ、町から松田教育長が表敬の挨拶をしました。
■シシリムカアイヌ文化祭 ~第34回アイヌ文化伝承活動発表会~
2月18日(日)、日頃の文化伝承活動の成果を発表するシシリムカ文化祭が、中央公民館で開催されました。二風谷アイヌ語教室の子どもたちによる「シノッチャ(歌)」や「オルㇱぺ(お話)」、成人の部による「カムイユカㇻ(神謡)」「イヨハイオチㇱ(恋歌)」などの口承文芸、アイヌ文化保存会による古式舞踊が披露されたほか、平取高校とニュージーランド・マオリ民族学校との交流事業の報告がありました。
最後に、アイヌ民族文化財団が主宰し、全道各地から選ばれた伝承者で構成する「パラル」による古式舞踊が披露されました。
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