平取町においても各業種の人材確保は直面する大きな課題です。様々な制度を活用して、新たな担い手として、また新たなチャレンジをする方々を紹介します。
■特定技能1号外国人
平取町国保病院、平取かつら園では「特定技能1号」の在留資格を持つ4名の方が、医療・介護職場の一員として活躍しています。
※特定技能1号…特定産業分野(12分野)に属する相当程度の知識や経験を必要とする技能業務に従事する外国人向けの在留資格。介護分野では、日本語能力試験、介護日本語評価試験、介護技能評価試験合格の人材基準を要する。
▽平取国保病院 アングン・セプテイアニさん
母の世話をしたいので、日本の介護のスキルを身に着けたいです。料理が好きで、日本料理も作れます。
▽平取国保病院 マルガレタ・ノピタリアさん
趣味はジョギングです。体は小さいですが、力はあります。新しい環境にもすぐになじむところは長所です。
▽平取かつら園 サメウリナ・タンプボロンさん
温かく歓迎され、とてもうれしかったです。バスの乗り方がまだ分からず、友だちと一緒に出かけられません。
▽平取かつら園 ファリタ・ギンティンさん
平取町は山に囲まれているので、自分の村にいるような気分です。スーパーが遠いので買い物に困りました。
■新規参入農業研修生
皆さんにお聞きしました。
(1)「平取町で…」となった決め手は。
(2)今後の抱負、目標は。
▽平川優人さん・佳苗さん
受入農家:渡邉邦衡さん(振内町)
(1)独立就農のための支援など制度が他と比べて充実していると感じました。自然豊かで景色もよく、現地見学に来た時の雰囲気もとてもよく、皆さんの一員になりたいと思いました。
(2)平取トマトのブランドに恥じることのない立派なトマトを作れる生産者になります!夫婦二人で無理なく継続できる農業を目指していきたい。
▽下地健太さん・幹さん
受入農家:水野真弘さん(紫雲古津) 田畠英樹さん(去場)
(1)農業担い手センターに相談に行ったときに、平取町のトマトを勧められました。農業体験で訪れた時、この町の活気とやたらウェルカムな先輩方(笑)に惚れ込み、「平取町がいいね!」となりました。
(2)まずはしっかり勉強してトマト作りを学び、夫婦で協力して立派なトマト農家を目指します。就農後も常に成長できるよう常に視野を広げてトマト作りに励みたい。
■地域おこし協力隊員
▽平取高校学生ハウスマスター 里見結子さん
(1)幌尻岳の貫禄と威厳、戸蔦別岳のとがった格好良さ。ここ平取町なら、毎日上を向いて明るく元気に歩んでいけそうだと感じた。
(2)平取高校寮で学生生活を過ごした寮生たちが20年、30年後に思い出してくれるような人間に成長するよう支援したい。
▽平取高校魅力化コーディネーター 森山敬子さん
(1)自然が豊かなところと挑戦したい仕事があったから。
(2)今は、毎日新しい仕事についていくことが精一杯ですが、高校魅力化と存続のために自分が出来ることを積み重ねていきたい。
▽農業支援員 大塚守さん
(1)単身者独身者でもトマト栽培ができることが一番でした。
(2)平取のトマト栽培に早く慣れ、理解を深め少しでも貢献できるように頑張ります。
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