令和6年6月25日(火)、国内で35か所目の国立公園として、「日高山脈襟裳十勝国立公園」が新たに指定されました。
本国立公園は、南北約140kmにおよぶ脊梁山脈であり、秀峰「幌尻(ポロシリ)岳」をはじめ、カール(圏谷)やホルン(氷食尖峰)、アレート(鋸歯状山稜)といった氷河地形、高山植生および日本最大の原生流域を擁する日高山脈から、裾野の森林地域を通じて、切り立った海食崖や海成段丘が特徴的な海岸地域までつながる国内陸域面積最大の国立公園です。
日高山脈が内陸部から海まで延々と連なる雄大さ、その山脈が原生性を有する自然状態のまま最大規模のまとまりをもって存在する、日本を代表する自然の風景地となっていることから、平成29年3月の奄美群島国立公園(鹿児島県)に続く国立公園の指定となりました。
町では、国立公園化を期として、ふるさと納税返礼品に「ガイド付き幌尻岳登頂プラン」を加え、豊かな自然あふれる平取町の魅力発信に取り組むとともに、国立公園指定記念ノベルティグッズなどで、さらに町内外に国内最大のナショナルパーク誕生をPRしていきます。
※「ポロシリ」の正式表記は本紙をご覧ください
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