■振内小学校~地域の大人に教わる体育・カーリング授業
振内小学校では、体育の授業で「平取カーリング協会」の方にサポートしていただきながらカーリングの授業を行っています。昨年度も計3回の授業を行いました。
まずは氷上を歩きます。中高学年は慣れたものですが1年生は立つことも一苦労です。おそるおそる慎重に進む子、かけ足で軽快に早歩きをする子と様々です。
慣れてきたらショットの練習です。最初はストーンを使わず低いフォームからハック(蹴る台)を蹴る練習をします。カーリング協会の方が見本を見せてくれました。バランスのとれたきれいなフォーム、どこまでも進む姿に「すごーい!」と歓声があがりました。真似をして実際にやってみると、これがとっても難しいです。思ったようには進みません。何度も何度も行いました。
いよいよストーンを握ってショットの練習です。しっかり構えて、片手でストーンのハンドルを握ります。ストーンを放すタイミングなど難しい技術もたくさんありますが、一つ一つ丁寧に教えていただきました。「上手だね」「さっきよりうまくなったよ」とたくさん褒めていただきながら、回を重ねるほど上達していきました。最後の授業は2チームに分かれて試合を行いました。ブラシで掃く動作も入れると、なんだか本格的な試合のようです。楽しく、笑顔があふれるカーリング授業でした。
振内の地にあるカーリング場。身近に施設があり、教えて下さる方がいる環境は子どもたちにとってとても恵まれていると思います。ぜひ大人になっても、冬季のスポーツを地域の方たちと楽しめる人に育ってほしいと願っています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>