■神輿渡御と奉納花火 ~義経神社例大祭~
8月15日(木)、義経神社例大祭が開催され、酷暑のなか、神輿渡御や各町内会の子ども神輿が沿道を巡行し、ふれあいセンターびらとり前広場では平取義経なるこ会の演舞に多くの町民で賑わいました。午後には境内で神餅まき、鳥居前の出店や歌謡ショーなどに子どもたちや家族連れが訪れ、祭りの一日を大いに楽しんでいました。
また、前日から順延となった奉納花火も打ち上げられ、夏の夜空を豪華に彩り、会場では大きな歓声と拍手が上がっていました。
■祈りの伝承 ~第55回 チㇷ゚サンケ~
アイヌ文化の伝統行事であるチㇷ゚サンケが、8月18日(日)に二風谷コタンおよび周辺施設等で開催されました。道内外からも多くの方々が訪れ、二風谷コタンのチセでカムイノミを執り行い、その後、アイヌ古式舞踊が披露されました。
午後からは、チㇷ゚サンケ(舟おろしの儀式)が、二風谷ダム下流の会場で行われ、約200人が和舟のチャラセ号や丸木舟に乗り、沙流川の自然とともにアイヌ文化に触れる川下りを楽しみました。
■恒久平和を願い ~平取町戦没者追悼式~
先の大戦において亡くなられた方々を追悼し、平和を祈念する戦没者追悼式が、9月5日(木)に平和塔で挙行されました。
戦後79年、我が国の平和な歳月を思いながらも、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ問題など、世界各地でいくつもの紛争が絶えない現状です。
戦争の惨禍を二度繰り返さないよう、この日は戦没者のご遺族と関係者が参列して献花を行い、戦没者の御霊の平安と恒久平和を願いました。
■8/2 介護のみりょく発見イベントin平取町
介護の人材育成を目的に栗山町立北海道介護福祉学校の協力で、8月2日(金)に中央公民館で「介護のみりょく発見イベントin平取町」が開催され、町内の介護施設職員をはじめ町民35名(うち小学生2名、中学生1名、高校生3名)が参加し、進化する福祉・介護業務を体験しました。
グループごとに「動く」「食べる」「生きる」「楽しむ」の体験ブースを順に進み、福祉学校の講師や生徒から介護する側、受ける側に立った支援や課題解決の方法などを熱心に聞いていました。
会場には、最新の介護機器も紹介され、介護は工夫やひらめきでやりがいのある仕事だという新たな発見があった講座でした。
■8/8 ホッカイドウ競馬 びらとりDay
今年も丸ごと1日「びらとりDay」が、8月8日(木)に門別競馬場で開催されました。平取中学校吹奏学部によるファンファーレなどの演奏で華やかにスタートし、びらとり温泉ゆから十周年賞やJAびらとり「ニㇱパの恋人」特別など11の協賛レースが行われ、最後は平取町長杯「平取すずらん」特別で締めくくりました。
また、場内では、特産品のプレゼントや観光協会によるサイコロステーキも販売され、”丸ごと1日平取町“を来場者に楽しんでいただきました。
■8/23 大地連携ワークショップ夏inびらとり 成果発表会
8月19日(月)~23日(金)までアイヌ文化に興味のある大学生が全国から15名集まり、二風谷を中心にアイヌ文化に特化したワークショップが行なわれました。期間中は、アイヌ語、木彫や刺繍、古式舞踊などアイヌ文化の体験を通じ、平取町が抱える課題について考え、最終日には、各種体験から感じたことや地域の方々との交流から聞き取った内容をもとに、平取町やアイヌ文化の振興に関する提案を4グループに分かれて発表しました。
なかでも長期的な計画を進めるための安定的な資金源の確保に「ふるさと納税を活用したイオル再生計画」、地元で活躍する人材不足の現状に対し、若者向けに二風谷の魅力を発信する「二風谷をフォトリアルに再現したVRワールドの作成」など、学生ならではの画期的なアイデアの発表がありました。
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