保健福祉課からのお知らせ
■睡眠とこころ・からだの健康
生活の中で必ず訪れる睡眠という時間。実は、こころとからだの健康に深く関係しています。
睡眠不足が続くと、脳の機能低下、免疫力の低下、ホルモンバランスの乱れなどにより、こころとからだに不調をきたします。人は、人生の3分の1を眠って過ごします。
しかし、日本人の平均睡眠時間は7時間22分と先進国33か国中、最も短い睡眠時間でした。最も身近な生活習慣である睡眠にもっと目を向けてみませんか。
○よい睡眠とは?
生活習慣や環境要因により個人差はありますが、日常的に質(睡眠休養感)・量(睡眠時間)ともに十分な睡眠を確保することにより、心身の健康を守り、生活の質を高めていくことは重要です。健康日本21(第三次)」では、ライフステージごとに睡眠に関する推奨事項をまとめるとともに、質・量ともに十分な睡眠を確保するに当たっての参考情報をテーマごとにまとめています。個人差はあるものの、世代によって適正な睡眠時間、睡眠の質を上げるために推奨されることが変化していきます。詳細は、厚生労働省HP内「健康づくりのための睡眠ガイド2023」をご覧ください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
○よい睡眠習慣のコツ!
眠ろう!と努力しない。人間には、生体リズムが備わっています。ズバリ!強い眠気を感じたときが睡眠のベストタイミングです。このリズムを整えるコツは…
・起きたら太陽の光を浴びよう!
・朝食を食べよう!
・日中は身体と頭をなるべく使って、昼夜のメリハリをつけよう!
・午後の眠気をうまく逃がそう!昼寝は30分以内15時までに。
・夕方以降は明るすぎない照明を!布団に入ってからのスマートフォンの使用は控えよう!
眠くなければ、いったん布団から出てみることも良いでしょう。布団の中で眠れない時間を過ごすことは苦痛です。眠れない時間に楽しみを用意しておき、自分の好きなことをして過ごすことも良いです。もし、眠れぬ夜を過ごしても、起きる時間はできるだけ同じにしましょう。よい睡眠のコツを続けてリズムを整えていくことで、同じ時間帯に眠くなっていく可能性が高くなります。
○眠れない…が続いたら
睡眠は、健康状態のバロメーターでもあります。睡眠障害(不眠症、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群等)やこころの調子が悪いなど、専門職に相談する必要があるときもあります。睡眠の問題が続いたら、自己解決しようとせず相談しましょう。
平取町では、こころの専門家による「こころの健康相談」を実施しています。
こころの調子が悪いなど相談を希望される方は、問合先までご連絡ください。
お問い合わせ:保健福祉課 保健推進係(ふれあいセンターびらとり)
【電話】4-6112
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