文字サイズ
自治体の皆さまへ

阿寒摩周国立公園弟子屈町 川湯温泉街まちづくりマスタープラン(1)

23/57

北海道弟子屈町

「湯の川がつむぐカルデラの森の温泉街」を目指して-川湯の変化をともに体験していきませんか-
※図など詳細は、本紙またはPDF版14~17ページをご覧ください。

■マスタープランコンセプト
●阿寒摩周国立公園弟子屈町川湯温泉街まちづくりマスタープランとは…
環境省が推進する国立公園満喫プロジェクトにおいて地域指定された8つの国立公園のひとつに阿寒摩周国立公園が選定されました。町では特に、川湯温泉地域の特徴を活かし、その魅力を世界に発信していくための新たな事業を推進するため、川湯温泉街再整備に関する基本的な方針をこのマスタープランにまとめました。

▽川へ面し、川が主役の街へ
·目を奪われる川
·入って感じることのできる川

▽広がる滞在と入浴の選択肢
·既存ホテル+新規出店ホテル
·2種類のキャンプ場
·日帰り温泉

●川湯の現況について(現在の川湯の課題点)
▽川との接点が少ない
「お湯の川」に建物が背を向けている川へのアクセスポイントが少ない

▽町の密度、空洞化と過密
・廃業したホテルや店舗、空き地や駐車場が多い

▽エントランスサインが不明瞭
・温泉街に来たという高揚感に欠ける

歴史があり自然環境にも恵まれているという町の魅力が、来訪者に伝わりづらい

■コンセプト
1.川湯温泉の特長、湯の川と豊かな自然を際立たせる
2.近年の来訪者数を考慮した、川湯温泉エリアにふさわしい規模にする
3.アクティビティや街歩きなど、訪れる目的を増やす

■機能
1.カルデラの森の中での入浴体験
2.豊かな自然の温泉街を回遊する体験
3.国立公園ならではの自然体験

■機能を実現するための施設
01.川湯広場((仮)川湯ラグーン)
いくつかの温泉川が合流し、ゆるやかなたまりができる場所を中心地につくり出し、川湯の新たな顔となるシンボリックな場所とする。

02.日帰り温泉
観光客や地元住民が気軽に川湯の上質な温泉を楽しめる日帰り温泉。露天風呂や、源泉を楽しめる内湯、サウナ設備などを設ける。

03.川湯テラス
温泉川により気軽に触れられる親水エリアとして、川の両岸を散策しながらくつろげるスペースとして整備し、東屋や店舗を点在させる。

04.川湯横丁
現在の飲食エリアに近接した温泉川沿いに小区画屋台を点在させ、湯けむりの景観と融合した幻想的な屋台村を創出する。

05.キャンプ場
キャンピングカーユーザーが利用するRVパークと、テント泊をメインとしたキャンプ場の2種を設置し、道東アクティビティの拠点とする。

06.アウトドアセンター
道東の中心である利点を生かし、「ひがし北海道」全体のアウトドア情報の紹介も行い、この地の魅力を広く知って楽しんでもらう。

07.森のアクティビティゾーン
コンセプトは、川湯で体感する“本物の森”。国有林を極力伐採せず、有益な間伐を専門家の監修のもと行い、森に溶け込む居場所を創る。

全体の整備をおよそ20年間とし、その第一歩として新しい川湯の象徴的空間=川湯広場(川湯ラグーン)から始めたいと考えます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU