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自治体の皆さまへ

阿寒摩周国立公園弟子屈町 川湯温泉街まちづくりマスタープラン(2)

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北海道弟子屈町

Q.なぜ「ラグーン(潟湖(せきこ))」なのですか?
川湯温泉は、強酸性の特異な泉質がいちばんの魅力。それゆえ長年、多くの方々に愛されてきましたが、「湯の川」が街中に何本も流れているのも大きな特徴です。近年、地元有志の清掃活動を発端に、「湯の川」の魅力やそれを生かした街づくりの可能性が再認識されるようになりました。
「湯の川」に触れて、足をつけて、さらには歩いて……希少な泉質を気軽に体感してもらえる場所ができないだろうか。そうすれば来訪者に、川湯温泉の魅力をよりわかりやすく伝えられるのではないだろうか。そんな思いから、「湯の川」が集まる場所をつくり「(仮)川湯ラグーン」と名付けて、川湯温泉の象徴的な空間にしたいのです。

Q.完成はいつ?どんな計画で進めていくのですか。
第1フェーズ(2026年まで)を『象徴的シンボルの開業と回遊性確保』ととらえ、ホテル『界』、川湯広場開業/川湯テラス遊歩道の一部、通行開始/エリア内回遊動線、川湯園地の一部整理(町道の一部歩行者優先化開始、湯の川沿いの整備)/川湯温泉エリアへの入口ゲートサインの設置/川湯横丁の一部、先行オープン/泉源エリア、消防署向かい公営駐車場の整備などを予定しています(その後は、~2030年『回遊動線の魅力向上』/~2035年『多様な滞在・回遊の魅力強化』/その後の整備内容『持続可能な川湯温泉街』としています)。

Q.どのような体制で整備を進めるのですか?
川湯再整備を行うための体制として「川湯オープン会議」を設置します。このオープン会議内では、町や環境省、デザインなどに関する専門家、地元事業者などで構成する「デザイン会議」を実施し、川湯温泉街再生のための、さまざまな意見を出し合います。このデザイン会議へは、課題にあわせた住民によるワークショップなどから出される意見を取り入れ、住民の皆さんの意見が反映できるような仕組みをつくり、持続可能な温泉街整備をだれもが参加しやすい体制で行います。

■川湯温泉のあらたな魅力を世界へ
町長 德永哲雄

町では現在、多くの取組みを行っています。中心市街地の再整備、川湯保育園の建設、特産品としてのワインの醸造所やチーズ工房の建設など、地域の活性化、子育て支援、特産品の開発・販売など、町の未来に向けた整備が進んでいます。
特に、これまで低迷が続いていた川湯温泉街については、環境省が進める国立公園満喫プロジェクトを中心に、廃ホテルの解体、新たなホテルの誘致などが行われてきました。
町では、このような川湯温泉街の再整備に向け、川湯温泉街の未来を明確にし、川湯温泉の魅力を世界に伝えていくため「川湯温泉街まちづくりマスタープラン」を策定しました。温泉としての魅力はもちろんのこと、今まで魅力的ではないと思われていた温泉街を流れる「湯の川」をあらたな魅力とし、「温泉」と「川」を象徴するあらたな空間も計画しました。
このマスタープランを実現させるためには、町民の皆さんの協力が不可欠だと考えています。川湯温泉街の未来のため、弟子屈町の未来のため、皆さんが住み続けたいと思えるまちになるため、いっしょに頑張っていきましょう!

▽川湯温泉街まちづくりマスタープラン説明会を開催
策定されましたマスタープランについて、説明会を開催します。
期間中は、会場にマスタープランについてのパネル展示を行い、疑問点やご意見について、常駐する職員がお応えします。
職員による全体説明を行う時間もあります。事前申し込みは必要ありませんので、ご都合に合わせ会場にお越しください。

場所:川湯ふるさと館
日程:10月18日(水)、20日(金)、22日(日)、24日(火)
時間:10時~20時(最終受付19時30分)
全体説明:各日程の14時~15時 1時間程度

場所:役場1階ロビー
日程:10月21日(土)
時間:10時~20時(最終受付19時30分)
全体説明:14時~15時 1時間程度

マスタープランは、町ホームページでも公開されますので、そちらもぜひご覧ください。
【URL】https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/kurashi/soshikiichiran/kankoshokoka/2/4671.html

問い合わせ先:役場観光商工課観光振興係
【電話】482-2940

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