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防災ワンポイントコーナー

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北海道弟子屈町

■[防災]昔の常識は今の非常識?
「10年ひと昔」といいますが、SNSに代表されるデジタル社会は「日進月歩」も超越し「時々刻々」更新されているようです。防災についても、頻発する災害への対策・減災などの検証・検討が躍進し、「昔の常識=今の非常識」と言えるような事例が見られます。
例えば、「地震がきたら机の下に隠れる」は誤りとみられています。気象庁は「震度6強以上の揺れでは、耐震性のある建物でも壊れる可能性がある」と解説しているので、机の下にもぐって、揺れが収まるまで様子をみるのではなく、直ちに出入口に向かい、扉を開けて、いつでも脱出できる態勢をとることが正しい緊急行動の常識となっています。
地震発生時「まず火を止める」というのもよく聞く話ですが、これも「今の非常識」です。すなわち、プロパンガスも都市ガスも、通常、室外にガスメーター(マイコンメーター)が設置されており震度5強相当以上の揺れを感知した時は、ガスメーターが自動的にガスを遮断します。無理に火を止めようとして火傷を負うケースが多く、油使用時は特に危険です。ガスメーターが未設置の場合など瞬く間に燃え広がる可能性が高い状況は除きますが、多くの場合、地震の揺れは短時間でおさまるので「まず火を消す」ではなく「まず身の安全を確保する」が今の常識と言われています。
これからも、自分と家族を守れるよう防災について勉強しましょう。

本誌3月号の「クロスワードパズル」の正解は「ボウサイ(防災)」でした。多数のご応募ありがとうございました。抽選の結果、10人に防災備蓄食糧をプレゼントしました。

問い合わせ先:役場総務課防災情報係
【電話】482-2912(課直通)

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