令和4年度の決算額が確定しました。町の歳出額は前年度に比べ、一般会計で4.1%減(6億4,412万円)の150億4,880万円、特別会計で5.87%減(1億4,718万円)の23億5,868万円となりました。
広報7月号には令和4年度の最終予算額等を掲載しましたが、今回は令和4年度決算額の状況などについてお知らせします。
■一般会計歳入
最終予算額:160億4,633万円
(うち翌年度繰越明許費:7億7,069万円)
※万円未満四捨五入
町の歳入(収入)は、皆さんに納めていただく税金や、使用料・手数料など町独自の収入「自主財源」と、地方交付税など国や北海道から配分される収入「依存財源」、町債(町の借金)などで成り立っています。
収入を構成している「自主財源」と「依存財源」で大きな役割を占めているのは地方交付税と寄附金になります。
地方交付税については前年比6,430万円の増額、寄附金についてはふるさと納税が好調ではあるものの前年比13億26万円の減額となっています。
■一般会計歳出
最終予算額:160億4,633万円
(うち翌年度繰越明許費:7億7,069万円)
※万円未満四捨五入
上のグラフは、お金を使う用途ごとに区分した「目的別」に表しています。
令和4年度は、ふるさと納税関連事業の減少などにより総務費が前年度比13億7,508万円の減、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた町民への町内経済対策などにより民生費が1億6,038万円の増となるなど、全体で前年度比6億4,412万円の減額となりました。
■特別会計・水道事業会計
単位:万円
■今年度の予算と上半期の補正額
単位:万円/9月末現在
▽財政用語
・一般会計…行政運営の基本的な経費を計上した会計
・特別会計…特定の歳入・歳出を処理するための会計
・地方交付税…各市町村が等しく標準的な公共サービスを行うために国から交付されるお金
・地方譲与税…国が国税として徴収を代行しているもの(地方道路譲与税など)を市町村に一律で配分するお金
・国庫・道支出金…特定の目的に対して国や道から交付されるお金
・交付金…行政上の必要性により国から交付されるお金(地方消費税交付金、環境性能割交付金など)
・分担金・負担金…町が行う事業により、特定の利益を受ける人から徴収するお金(保育料、下水道受益者負担金など)
・繰入金…他の会計や基金(特定の目的のために積み立てたお金)から繰り入れたお金
・公債費…町債(町の借金)にかかる元金、利子を併せた借金返済費用
・繰越明許費…当該年度において支出が終わらない見込みがあるものについて、翌年度に限り繰り越して使用できる予算
問い合わせ先:役場まちづくり政策課財政係
【電話】482-2913(課直通)
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