■今月の管理栄養士 尾野笑花さん
あけましておめでとうございます。ゆっくり年末年始を過ごすことができましたか?寝正月となった方もいるかもしれません。そんな方は昼まで寝ていて朝食を食べないといった生活リズムの乱れを戻せていますか?朝食は正しい生活リズムを作ります。正月に限らず普段から朝食を食べることが大切です。
朝食を食べなかった日を思い返すと、どんな一日でしたか?頭がぼーっとしたり、集中が続かないといった経験はありませんか?朝食は睡眠中に使われている脳のエネルギー補給と午前中の活動力をチャージする役割があります。また、頭の働きがよくなるなど様々なメリットがあります。反対に朝食を欠食すると、肥満を助長してしまうといったこともあります。
朝食を欠食している方にとって朝食を食べることは、大事だと分かっていても実践が難しいことだと思います。
まずは、朝食時間を確保するために早寝早起きすることが大切です。さらに、調理が簡単もしくは調理不要な食材をストックすることもポイントです。
大人はもちろんですが、特に、育ち盛りの時期であるお子さんが1回でも食事を抜かすことはエネルギーや栄養の不足となります。そのため、こどもの時期から朝食を食べる習慣をつけることが大切です。ぜひ、家族みんなで朝食を食べて元気に一日をスタートさせましょう!
ストック食材の例:野菜類(冷凍野菜・カット野菜・ミニトマトなど)・果物(バナナやみかんなど)・乳製品(チーズ・牛乳・ヨーグルト)・缶詰(ツナなど)・納豆・冷凍食品・前日の残り物など
▽北海道不妊治療費等助成事業が受けられます
不妊治療を受けている方の治療費や交通費等の経済的負担を軽減するため、助成事業が始まりました。
1.
対象となる治療:医療保険適用の不妊治療と併用して実施した先進医療(※)が対象です。
※先進医療の最新情報については、厚生労働省ホームページをご確認ください。
2.
対象となる方((1)〜(3)全てを満たす方):
(1)不妊治療の開始日が令和5年4月1日以降
(2)不妊治療開始日の妻の年齢が43歳未満
(3)夫婦のいずれかが、道内に住所を有し婚姻している(事実婚含む)。
3.
助成内容:治療費先進医療にかかった自己負担額の7割(上限3・5万円)を助成します。助成回数は保険診療の回数に準じ、初回助成時の治療開始日において40歳未満の方は1子ごとに上限6回、40〜43歳未満の方は1子ごとに上限3回です。
交通費:自宅から医療機関までの距離が片道25kmを超える方を対象に、距離に応じて交通費の一部を助成します。
本事業について詳しく知りたい方、申請したい方は健康こども課健康推進係(【電話】015-482-2935)までお問い合わせください。
▽成人肺炎球菌ワクチン、受け忘れていませんか?
今年度、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方が対象となっています。また、60〜64歳で心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する厚生労働省令に定める方も対象になります。来年度からは65歳以外の方は補助対象になりませんので、受け忘れている方は健康推進係までお申し込みくださいね。
肺炎は町の死因第2位(R4年度)になっています。ワクチンで予防できるものは予防接種を受けましょう!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>