今回は、毎日町内で起きている、素敵なお話をご紹介します。
Cさんは数年前から歩く時に杖を使うようになりました。すると、町の中の様々な「使いづらさ」が見えてくるように。
特に「引いて開けるタイプのドア」は、身軽に動けない人には使いづらいもの。Cさんも困りますし、人と一緒の時には開けてもらうこともあります。そこで、Cさんは自分がドアボーイになろう!と考えました。毎日買い物に出かけたら、自分の後に出入りする人のためにちょっとの間、ドアを押さえて開けておくのです。Cさんにドアを押さえてもらった人とは、自然に笑顔が交わされます。私が素敵だと思うのは、Cさんはその時々で「開けてもらう側」と「開けておく側」を行き来しているところ。できることをできる時には無理なくやってみる。支えあいとはまさにこんな姿をしているのではないかと思います。
今日もCさんはドアを開けててくれているかな?
地域支えあい推進員 藤原直美(生活支援コーディネーター)
問い合わせ先:役場福祉課地域包括支援係
【電話】482-2921(課直通)まで。
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