■台風シーズン到来。台風への備え
令和5年の台風の発生は平年より少ない17回(平年値25.1回)。そのうち、わが国への接近は9回(平年値11.7回)で唯一、台風第7号が和歌山県に上陸しました。幸いにも北海道には大きな被害はありませんでしたが、太平洋を北上した台風第13号は関東地方や東北太平洋側に大雨をもたらしました。
台風は北海道に到達するまでに勢力が弱まり温帯低気圧になることが多いので、上陸することは滅多にありませんが、平成28(2016)年8月には3つの台風(7、11、9号)が相次いで上陸。続いて接近した10号は、死者4人、行方不明者2人、被害総額2,741億円に上る過去最大規模の被害を発生させました。また今年は8月中旬までに8つの台風が発生し、東北地方では記録的短時間大雨情報が発表されるなど台風への備えは必要です。
自然災害による被害を防ぐには、普段からの備えや正しい情報の入手が重要です。被害を未然に防ぐために「台風への備え5箇条」をご紹介します。正しい知識を身につけ災害に備えましょう。
(1)家の外の備え(窓・雨戸の施錠、側溝・排水溝の清掃、物品の固定・格納)を行いましょう。
(2)家の中の備え(懐中電灯などの非常用具、飲料・生活用水や食品の確保)を行いましょう。
(3)避難場所の確認(指定された場所や経路、避難時の持ち物、家族との連絡方法)を行いましょう。
(4)気象台が発表する「台風情報」などの情報(テレビ、ホームページなど)の入手を行いましょう。
(5)台風接近中は不要な外出は控え、危険な場所(河川、崖など)へは近づかないようにしましょう。
問い合わせ先:役場総務課防災情報係
【電話】482-2912(課直通)
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