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自治体の皆さまへ

「牛乳・乳製品を食べてモーっと強い骨に!」

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北海道弟子屈町

今月の管理栄養士 尾野笑花さん

あけましておめでとうございます。まだまだ寒い時期が続きますがみなさん体調は崩されていませんか?しっかり食事と睡眠をとって、2025年も健康第一で過ごしましょうね!
突然ですが、みなさんは最近牛乳・乳製品を摂っていますか?年末年始は、三が日でお店が休業したり、冬休みに入り学校給食を食べなくなることなどが重なり1年の中でも牛乳消費が少なくなる時期だそうです。そんな今の時期だからこそ牛乳・乳製品を積極的に摂ってみませんか?

■カルシウムのお話
カルシウムは、歯や骨を作るのに不可欠な栄養素であり、牛乳・乳製品に多く含まれています。体内にあるカルシウムの99%が歯や骨に、残りの1%が血液中などに存在します。また、骨量(骨に含まれるカルシウムなどのミネラル量)が最大になるのは20歳ごろまでと言われており、カルシウムの摂取推奨量も他の年齢と比較して12~14歳で最も多くなります。成長期に獲得した骨量はその後、比較的安定して維持し、加齢に伴って減少していきます。もちろん20歳以降も骨量の維持・減少防止に努めることが大切ですが、特に骨量が最大となる成長期にカルシウムを摂って、貯めておくことが重要です。

■食事のポイント
▽(1)カルシウムを豊富に含む食品を意識的に取り入れよう!
1日に必要なカルシウム量を達成するためには、カルシウム量が多い牛乳・乳製品を食べることで効率よく摂ることができます。他にも小魚、大豆製品、緑黄色野菜などにもカルシウムが豊富に含まれています。3食の食事やおやつの時間で多様な食品を取り入れてみましょう!

▽(2)カルシウムの吸収を助けてくれる栄養素を組み合わせよう!
カルシウムは吸収しづらい栄養素です。そのため、吸収を助けてくれる栄養素と組み合わせることで効率よく体に取り入れることができます!
「ビタミンD」:カルシウムを骨や歯に届けるのに役立ちます。魚やきのこ・卵などに豊富に含まれています。
「ビタミンK」:カルシウムが骨から血液へ流れ出るのを防いでくれます。小松菜、ほうれん草など色の濃い葉物野菜や、納豆などに豊富に含まれています。

家族みんなでカルシウムをとってモーっと強い骨作りをしましょう!

●食品・カルシウム量
牛乳コップ1杯(200ミリリットル):220mg
ヨーグルト(70g):84mg
小松菜1株(40g):68mg
納豆1パック(40g):36mg
しらす干し(10g):28mg

◆〈調理実習のお知らせ〉~元気てしかがクッキング(血圧編)~
健康診断で血圧が高かった…、今後のために参加しようかな…。
どんな理由でも構いません!高血圧予防につながる食事について楽しく学んでみませんか?

日時:令和7年2月7日(金)10時~13時
場所:町社会老人福祉センター2階調理室
持ち物:筆記用具、エプロン、三角巾(貸し出しも可能です)
定員:先着15人参加費:無料
申込〆切:令和7年1月31日(金)

役場健康こども課健康推進係(【電話】482-2935)まで電話または窓口にてお申し込みください。

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