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町の話題-Close Up Topics

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北海道弟子屈町

■気候変動時代の観光地域づくり 令和6年度てしかが観光塾を開催
令和6年度てしかが観光塾「観光×環境気候変動時代の観光地域づくり」が11月23日、24日の2日間、川湯ふるさと館で開催されました。
同塾は、てしかがえこまち推進協議会(德永哲雄会長)が主催するセミナーで観光を担う人材を育成することを目的に毎年本町で開催しています。今年も町内だけでなく、全道から25人の塾生が参加しました。
講師には、本町の観光まちづくりアドバイザーも務める同塾の山田桂一郎副塾長や、(公財)札幌国際プラザコンベンションビューロ部長の荻麻里子さんなど5人の講師から、持続可能な観光地やSDGsなど環境問題も交えながら観光について学びました。最後には、グループディスカッションで自分のまちの課題や将来の理想像、その課題解決は誰が・どのような体制でやっていくのかを話し合い、発表をしました。
参加した塾生からは、「観光塾で得たことを参考に、自分の地域の観光・地域振興に役立てたい。」と話していました。最後に同協議会の渡辺隆幸副会長から「元気で幸せな町にはお客様がリピートしてくれる。今回の塾をきっかけに各地域で頑張ってほしい。」とエールが送られました。

■ふるさと給食 摩周和牛を使用したハヤシライスを提供
町学校給食センターは11月25日、町のブランド牛「摩周和牛」を使用したハヤシライスを町内の小中学校と弟子屈高校に提供しました。
摩周和牛は、町の姉妹都市である鹿児島県日置市から導入した雌牛を基に、屈斜路の郷栄農場で生産から肥育まで一貫して行っており、その母親となる繁殖牛を各牧場で育てています。今回提供したのは、2012年に鹿児島県の品評会でグランドチャンピオンに輝いた「かねはる」で、2013年に町が最初に導入した1頭。摩周和牛改良組合(吉田一徳組合長)の芝田牧場(芝田靖明代表)で40頭以上の子を残してきました。今回、繁殖牛を引退することになり「町に導入してもらった牛なので、最後は町に貢献したい。」という思いから給食への提供を決め、精肉58キロを寄附しました。
弟子屈中学校(小林一博校長)では、同組合など関係者21人による試食会も行われ、岩原勝行教育長は「子どもたちには、弟子屈でこんなに美味しい和牛が生産されていることを知ってもらえたら。」と話していました。

■阿寒摩周国立公園指定90周年記念 町内ラッピングポスト除幕式
弟子屈郵便局(藤原将男局長)と川湯郵便局(上村明則局長)、摩周湖第一展望台、砂湯の4か所にイラストがラッピングされたポストが設置され、その除幕式が11月27日、弟子屈郵便局で行われました。
このポストは、阿寒摩周国立公園指定90周年を記念したもので、イラストは弟子屈町出身で相撲錦絵師の木下大門さんが手掛けました。同国立公園を象徴する摩周湖や屈斜路湖、硫黄山をモチーフとしたキャラクターが描かれ町民から「かわいい。」と好評でした。
除幕式には、德永町長をはじめ、関係者約10人が参加。式の中で德永町長は「局長はじめ皆さんの思いがあって弟子屈の観光のために素晴らしいものを与えてくれたことに感謝している。」と話し、ラッピングをお披露目しました。
また、12月9日から1年間、町内を周遊してもらおうと、町内の4局でキャラクターがデザインされた小型印のスタンプラリーも行っています。日本郵便釧路地区連絡会の郵便・物販担当副統括局長の東出清和愛国郵便局長は「これからも町とタッグを組んで観光をPRしていきたい。」と話していました。

■12月の恒例行事 餅つき大会を開催
川湯保育園(番場新一郎園長)は12月3日、認定こども園ましゅう(鈴木幸榮園長)は12月17日にそれぞれ餅つき大会を実施しました。
餅つきはお正月を前に毎年行われている行事になります。
川湯保育園では、先生から由来を聞いた後、もち米から餅になる様子を観察したり、ついた時の音の変化を感じながら、1人ひとり一生懸命餅つきをしました。その後、自分たちでついた餅を丸め、きな粉餅として美味しく食べていました。
こども園では、先生方から由来を寸劇形式で聞いた後、1人ひとり餅つきをして、鏡餅として飾りました。
両園児ともに力強く餅をつき、「よいしょ!よいしょ!」と大きな掛け声が聞こえてきました。

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