最近、コマーシャルなどで“タンサ脂肪酸”という単語を聞くことがあると思います。漢字では“短鎖脂肪酸”と書きますが、これは大腸にいる善玉菌が食物繊維をエサにして作るもので、食べ物から直接摂ることはできません。短鎖脂肪酸には「体脂肪の蓄積を防いで、太りにくい体質にしてくれる」、「血糖値を下げるホルモンがきちんと役割を果たせるようにする」、「腸粘膜を丈夫にして、口から入った病原菌やウイルス、毒素から体を守る」といった働きがあります。
食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」がありますが、短鎖脂肪酸が作られるためには「水溶性」食物繊維が重要です(※不溶性食物繊維も便の材料となるため、大腸にとって大切なものです)。野菜を食べて、腸活をしてみませんか?
■100gあたりの食物繊維の量(日本食品標準成分表2020年版(八訂))
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