気象台一口メモ

5／48

暴風雪に伴う災害には、暴風による歩行困難、視界不良による方向感覚の喪失、体温が奪われることによる低体温証などの人的被害や、吹雪や吹きだまりによる停電や家屋の損壊、倒木などがあり、北海道では毎年のように発生しています。気象台では暴風雪により広範囲に災害が予想されるときには「数年ぶりの猛吹雪、外出を控えてください」というキーワードを用いた気象情報を発表して、暴風雪に対する警戒を呼びかけます。暴風雪災害は、晴天から荒れた天気へ急変したときに多く発生しています。そのため、警報が発表されたときは最新の気象情報や道路状況を事前に確認しましょう。また、暴風雪に備え、必要な物を考えて準備しておきましょう。