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TownNews(3)

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北海道当麻町

■郷土史を学ぶ~当麻町の歴史を学ぶ会
10月28日、当麻町郷土史の会(河野豊会長)主催「当麻町の歴史を学ぶ会」が郷土資料館ここからで開催されました。
郷土資料館がリニューアルされたことをきっかけに始まった本事業は、今年で3回目。社会科の授業で郷土を学ぶ小学3・4年生を対象に行われ、この日は18人が参加しました。
子どもたちは、町の歴史を説明する貴重な映像を鑑賞後、館内の展示物を会員の説明とともに見学。古い道具や戦時中の衣服など初めて見る子も多く、会員に興味深く質問する姿が見られました。その後、1階のコミュニティスペースでは、勾玉づくりを体験。にぎやかに取り組む子どもたちを見て河野さんは「郷土史を学ぶことはもちろん、この場所を多くの人に活用してもらいたい」と笑顔で話していました。

■伝えよう!当麻町のよさ~小学6年生が議事堂で発表
10月4日、当麻小学校(今村雅之校長)の6年生が、役場庁舎1階の議事堂で「6年生町議会」を開会しました。
これまで総合的な学習の時間「伝えよう!当麻町のよさ」で、パンフレットや「当麻町おすすめカード」を作成してきた子どもたち。今回はその学習のまとめとして「当麻町をよりよく発展させるための提案」をチームで考え、発表しました。初めて入る議事堂の雰囲気に少し緊張しながらも、自分たちの考えが相手に伝わるよう、表現を工夫して話すことや提案チームと自分の考えを比べながら聞くことに重きをおき、互いの提案に対して感想や意見を伝え合いました。
提案の中には「出荷できないでんすけすいかをイベントに活用し、農家の人の負担を減らしたい」「おにぎり試食会をして、当麻のお米の良さを広げたい」など、当麻町育ちの子どもたちならではの、心育につながる自由な発想とアイディアがふんだんに盛り込まれていました。

■趣きあふれる朗読で魅了~又吉直樹の朗読会
公民館文化事業実行委員会(安部克歳委員長)主催、「又吉直樹の朗読会」が、10月8日に公民館まとまーるで開催されました。
お笑いコンビ「ピース」として活躍し、2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞した又吉直樹さん。当日朗読された4作品は、朗読会のために書き下ろしたもので、自身の家族との出来事をユーモアたっぷりに紹介する詩では、会場からは思わず笑い声が。また、「平凡であることとは何か」をテーマにした作品では、緊迫感あふれる朗読を披露。思わず息をのんでしまう映画のような情景を表現していました。
朗読会には、お笑いコンビ「フルーツポンチ」として活動する村上健志さんも登場。テレビ番組「プレバト!!」の俳句では、日常の風景を切りとる独自の才能を発揮している村上さんも、自身で創作した作品を朗読しました。朗読の合間には又吉さんの「解説」が入るという二人の軽快なかけあいに、会場は始終笑いに包まれていました。
およそ1時間50分にわたる朗読会は、あっという間に終焉。約420人の参加者は、「臨場感のあるトークや朗読が素晴らしかった。」と満足そうに会場を後にしました。

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