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町長行政報告 6月16日第2回目定例町議会

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北海道当麻町

■令和4年度各会計出納閉鎖後の状況について
一般会計につきましては収支差引額が2億467万9,400円となり、このうち繰越明許費として402万3千円、翌年度への繰越金を7,065万6,400円とし、1億3千万円を地方自治法および町条例の規定に基づき財政調整基金に積み立ていたしました。これにより基金の現在高は、備荒資金を含め約28億6,063万円となり、前年度と比較して1億4,265万円の減少となりましたが、地方債の年度末残高では83億4,890万円で、前年度と比較して4億837万円の減少となっております。
国民健康保険特別会計事業勘定では、収支差引額が122万3,043円となり、このうち112万3,043円を翌年度へ繰り越し、町条例の規定に基づき10万円を国保運営基金に積み立ていたしました。これにより国保運営基金の現在高は、決算積立金を含め約4,271万円となりました。
国民健康保険特別会計医科診療施設勘定では、収支差引額が98万853円となり、その全額を翌年度に繰り越しいたしました。
後期高齢者医療特別会計の収入及び支出につきましては、同額でございます。
介護保険特別会計では、収支差引額が4,416万3,801円となり、このうち4,412万5,801円を翌年度に繰り越し、町条例の規定に基づき3万8千円を介護給付費準備基金に積み立ていたしました。これにより介護給付費準備基金の現在高は、決算積立金を含め約7,438万円となりました。また、翌年度繰越金4,412万5,801円につきましては、介護給付費及び地域支援事業費などの額の確定に伴う精算による、国・道・支払基金への返還金で、令和5年度で返還するものでございます。
公共下水道事業特別会計は、収支差引額が315万9,690円となり、このうち事故繰越費として310万1千円を、5万8,690円を翌年度に繰り越しいたしました。
最後に水道事業会計では、収益的収支で320万9,051円のマイナスとなっております。この要因は事業実施において資産減耗費などの現金支出を伴わない経費が増加したことによるものでございます。いずれにいたしましても、物価の上昇など厳しい経営状況は続いておりますが、安全、安心な水の供給と、健全な事業運営に取り組んでまいります。

■農業関係について
当麻町における令和5年産、米の生産の目安につきましては、面積換算で約2,147ヘクタール、主食用水稲作付率は約60%となっております。
経営所得安定対策につきましては、すでに交付申請事務を進めており、6月末日の期限までに終了する予定であります。交付対象予定者は330件を見込んでおり、農業センターで事務手続きを進めております。

■農作物の生育及び出荷状況について
上川農業改良普及センターの調査によりますと、融雪は平年よりも11日早く、播種期は平年並で経過しました。
播種作業期間は、最高気温が低く日照時間もやや少なく経過したため、出芽までの日数は7日から8日となり、出芽後も周期的に天候が変わり、例年になく風の強い日が続いたため、育苗管理の難しい年となりました。耕起作業は平年より7日早く、順調な始まりでしたが、断続的な降雨により、作業はやや滞り、平年より2日早い状況までになったものの、例年どおり連休中に入水が始まり、その後の代かき作業も順調に経過しました。苗の生育は、天候の変化が大きく、病気が心配されましたが、大きなトラブルもなく順調に生育しました。移植作業は5月10日から始まり、5月21日に最盛期を迎え、5月29日までにおおむね終了しました。移植後は植え傷みも軽度に留まり、活着も順調な状況です。
野菜並びに花きにつきましては、4月中に気温の低い日があり、生育に与える影響が心配されましたが、その後、気温と日照に恵まれ、順調に生育しております。
キュウリは5月15日から出荷が始まっており、6月13日時点では、日量18トンほどの受け入れで、出荷量は例年より若干少なく、価格は平年並みで推移しております。またミニトマトについては、出荷が6月2日から始まり、現在1日おきの出荷で日量0.5トンほどの出荷となっております。
でんすけすいかの初競りは、コロナ禍前と同じ規模に戻り、6月15日に札幌、旭川両市場で行われ、両市場ともに昨年より10万円増の、札幌市場60万円、旭川市場70万円で競り落とされ、本年作の出荷がスタートいたしました。
花きにつきましては、ギガンチュームが5月19日から、カーネーションが5月26日から、ソリダコが5月31日から出荷されており、菊類については、スプレー菊が7月上旬、輪菊が7月下旬頃からの出荷を予定し、お盆出荷の輪菊については、7月下旬から最盛期を迎える見込みとなっており、バラについては、出荷が2回目のピークとなっております。なお、花きの販売価格につきましては、平年並みで推移しております。

■平成30年度町内建設工事の進度状況について
令和5年度実施予定工事の6月1日現在の発注率は、金額で算出しますと約41%、件数では約42%で発注済み工事の進度率は約18%となっており、計画どおり順調に進んでおります。

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