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いきいき笑顔―「年末年始 帰省で確認!親の認知症」

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北海道当麻町

新型コロナウイルス感染症、5類移行後初の年末年始。
年末年始を実家で過ごす予定の方も多いのではないでしょうか?
帰省は、離れて暮らす親の健康や生活についてチェックし、なんらかの問題があれば対策を講じることができるいい機会です。
今回は帰省時に確認すべき、親の心身の健康や身の回りのチェックポイントをご紹介します。

■認知症早期発見のチェックリスト
▽物忘れがある
□同じことを何度も話す、聞く
□薬がたくさん余っている
□冷蔵庫に期限切れの食品がたまっている
□同じ物を大量に買い込んでいる

▽判断・理解力の衰えがみられる
□会話がちぐはぐでうまく成立しない
□テレビの内容が理解できない
□以前は整理されていた家が片付いていない
□料理の味付けがおかしい
□温度調節がおかしい
□洋服の季節感がおかしい
□未開封の郵便物がたまっている
□車にぶつけた跡がたくさんある
□買い物に行くとお札でばかり支払い、財布が小銭でパンパンになっている

▽時間や場所がわからない
□約束の日時や場所を間違える
□慣れた道でも迷う様子がある

▽人柄が変わる
□ささいなことで急に怒り出す
□自分の失敗を人のせいにする

▽不安感が強い
□「頭がおかしくなった」と訴える
□外出時何度も持ち物を確かめる

▽意欲がなくなる
□食事がしっかりとれていない
□風呂に入っていない
□服を替えず身だしなみを構わない
□趣味活動をしなくなった

■離れて暮らしていると、普段はなかなか気づきにくい認知症のサイン
久しぶりに帰省すると、親や部屋の荒れている様子を目の当たりにして初めて親の変化に気づくというケースも少なくありません。また、こうした小さな変化は数時間の滞在では気付きにくいものです。年末年始を活用して、実家で数日間一緒に過ごし、「変わりはないかな?」という視点を持って親や住まいの様子を見渡してみましょう。

■大切なのは、「あれ?何かいつもと違うような…」という感覚を見逃さないこと
家族としては、安心材料を探しがちですが、変化に気づくのが早いほど、症状や生活上での困りごとに対策を講じやすくなります。

帰省中、何か悩み事や不安に思っていることがないか聞いてみましょう。親の小さな変化を感じたら、お気軽に地域包括支援センターに相談してください。

詳しくは…当麻町地域包括支援センター(保健福祉課介護係)
【電話】84-2111

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