火のついたタバコから立ち上がる煙を吸ってしまう、「受動喫煙」。タバコの健康への悪影響が広く知られるようになり、「喫煙所やたばこの煙が見える場所には近づかない」「完全禁煙のお店を選ぶ」などをして、自分で避けることができるようになりました。しかし、目に見えない「三次喫煙(サードハンド・スモーク)」があることはご存じでしょうか。
「三次喫煙」とは、喫煙後に部屋の壁や喫煙者の服、髪の毛などに残る化学物質を吸ってしまうことを言います。特に、部屋で過ごす時間が長い乳幼児などへの影響が懸念されます。
■加熱式タバコに変えたよ。
加熱式タバコの健康被害が紙巻タバコに比べて小さいのかどうかはよくわかっていません
■外で吸っているから大丈夫。
喫煙後に吐き出す息が他の人に影響がなくなるまで約45分かかります
■換気扇の下で吸うようにしているよ。
料理の時に換気扇をまわしていても部屋に匂いが漂うのと同じようにタバコの有害物質も換気扇ではとりきれません
目に見えない三次喫煙を防ぐためには、喫煙者の方の周囲への配慮が不可欠です。
受動喫煙の最大の対策は禁煙です。つらいと思われる禁煙も、禁煙外来のサポートがありますので、興味のある方は是非、ご覧ください(本紙QRコードから読み取り)。
健康に関することなど、ご相談がありましたらお気軽にご相談ください。
詳しくは…保健福祉課健康推進係
【電話】84-2111(内線186)
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