頭痛や関節痛など、生活の中でなにかと起こりやすい痛み。対処するために、「つい」鎮痛剤を使っていませんか?使いすぎると思いもしない副作用を招いてしまうこともあり、特に高齢者や腎臓の働きが低下している人は注意が必要です。
■鎮痛剤を1カ月に10日以上使うと飲みすぎです!
▽鎮痛剤の使い過ぎで起こる症状は?
1)胃腸障害・腎障害
鎮痛剤には「痛み・炎症物質」が体内で作られるのを抑える働きがありますが、使いすぎると「痛み・炎症物質」が持つ胃の粘膜保護や腎臓の血流を保つ働きまで抑えてしまい、胃腸や腎臓を傷めてしまいます。
2)「薬物乱用」
頭痛鎮痛剤を使いすぎると、脳が痛みに敏感になり、かえって頭痛がひどくなることがあります。
▽鎮痛剤を使うときのポイントは?
1)薬の箱や説明書きにある用法・用量を確認しましょう。
2)家族や他人に処方された鎮痛剤は使わないようにしましょう。
ダメ!痛みが強いからと自己判断で多く飲んだり服用間隔を空けずに飲むのは危険!
▽市販薬で痛みが治まらない時に病院を受診する目安は?
▽鎮痛剤を使う時のタイミングは?
鎮痛剤の効果を最大限に引き出すにも、痛み出したらすぐに使いましょう。
×ひどくなるまで我慢する…効果が出にくくなる
×痛みが出る前に予防として使う……効果が期待できない、過剰使用につながりかねない
▽痛みを我慢せずに鎮痛剤の量を減らすには?
薬だけに頼らず、生活改善していくことも大切です!
生活習慣を見直しながら、鎮痛剤と上手に付き合っていきましょう!
高齢期に関する健康のこと、介護のこと、生活のことの相談は、お気軽に下記までご相談ください。
詳しくは…当麻町地域包括支援センター保健福祉課介護係
【電話】84-2111
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