■令和5年当麻町立図書館の人気図書
今回は当麻町立図書館年間貸出回数ベスト10の図書を紹介します。
(令和5年1月6日~12月30日の間で貸出回数の多い順)
令和5年の人気図書には今野敏さんの『審議官』、『トランパー』をはじめベスト100までに多数の作品が入り、安定の人気を誇っています。他にもテレビドラマ化された池井戸潤さんのミステリー『ハヤブサ消防団』や本格犯罪小説の『教誨』、東野圭吾「ラプラスの魔女」シリーズ『魔女と過ごした七日間』が大きな人気を博し、また直木賞受賞作の『木挽町のあだ討ち』が時代小説では久しぶりのベスト10入りを果たしました。
一方でエッセイ『たりる生活』が最も読まれた図書となり、小説家・エッセイスト群ようこさんの人気を実感しました。また小説以外では、断捨離の第一人者やましたひでこさんの『モノが減ると「運」が増える』やレシピエッセイ『はたらく彼女と、つくるヒモ』といった現代ならではの図書も広く読まれ、来館者の皆さんの興味の幅広さを感じました。
現在、館内では特設コーナーを設け、ベスト100の人気図書を展示していますので、どうぞご利用ください。
■ピックアップ!今月の3冊
▽墓じまいラプソディ(垣谷美雨)
「絶対にお父さんと同じ墓には入りたくない!」四十九日の法要を目前に控え、突然明らかになった姑の遺言。沈黙する義父に奔走する義姉。その行方をワクワクしながら見ていた五月だが自分の娘も厄介な問題に巻き込まれ…。明日は我が身の墓騒動小説。
▽人間標本(湊かなえ)
蝶の目に映る世界を欲した私は、あの美しい少年たちは蝶なのだという天啓を受ける。やがて5本目の標本まで完成したが、遂には自身の息子の姿もまた、蝶として映る…。イヤミスの女王、デビュー15周年記念書下ろし作品。
▽キューちゃんの日記(室井滋)
キューちゃんたち8人のとんでもないイタズラが大きな事件に広がって、計画を書いた日記が見つかり、みんな退学に!大正・昭和時代の知の巨人・翁久允の少年時代を室井滋と絵本作家・長谷川義史のタッグで描く絵本。
■新刊書
商い同心(梶よう子)
あけくれの少女(佐川光晴)
一線の湖(砥上裕將)
英雄の解剖図巻(祝田秀全)
幻日/木山の話(沼田真佑)
互換性の王子(雫井脩介)
この会社、後継者不在につき(桂望実)
この銀盤を君と跳ぶ(綾崎隼)
サイレントクライシス(五十嵐貴久)
ザリガニの鳴くところ(オーエンズ)
仕事のためには生きていない(安藤祐介)
小説ゴルフ人間図鑑(江上剛)
ガザ(中川浩一)
清算(伊岡瞬)
戦国武将伝 東日本編・西日本編(今村翔吾)
左右田に悪役は似合わない(遠藤彩見)
タスキ彼方(額賀澪)
誰かがジョーカーをひく(宇佐美まこと)
父がしたこと(青山文平)
続きと始まり(柴崎夕香)
トラディション(鈴木涼美)
長編み練習帖(越膳友香)
パッキパキ北京(綿矢りさ)
ファラオの密室(白川尚史)
文庫旅館で待つ本は(名取佐和子)
変な家2(雨穴)
桃太郎のユーウツ(玄侑宗久)
予幻(大沢在昌)
余白の迷路(赤川次郎)
ラストエンペラー(楡周平)
■新刊児童図書
ウォンカとチョコレート工場のはじまり(パウンダー)
おまえうまそうだな さよならウマソウ(宮西達也)
木にとまりたかった木のはなし(黒柳徹子)
君たちはどう生きるか(宮崎駿)
きらきらやまとおにとおばあちゃん(田中厚史)
ここがいちばんすきだから(ウォーカー)
どっち?(キボリノコンノ)
虹いろ図書館半分司書のぼくと友だち(櫻井とりお)
ふゆのあとにははるがきます(石井睦美)
屋根裏のラジャー(ハロルド)
問合せ:
当麻町立図書館【電話】84-2566
ホームページ【URL】http://lib.net-bibai.co.jp/tohma/
休館日:毎週月曜日/年末年始/祝祭日(11/3を除く)特別整理期間
開館時間:9時30分~17時15分(木曜日は11時~19時)
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