3月20日、道の駅とうまで「出張やくばいち」を開催しました。ふるさと納税返礼品の販売イベント「やくばいち」は、令和4年からスタート。返礼品に出品している町内事業者が参加し、公民館まとまーるを会場に、これまで7回の開催を重ねてきました。
現在、当麻町のふるさと納税返礼品には33件の町内事業者が出品。農産品をはじめ、木工製品、工業製品やパン、コーヒー、雑貨などさまざまなバリエーションをラインアップしています。どれをとっても魅力的なものばかりですが、町内での販売は道の駅やイベントのみのため、あまり町民皆さんに知られていないのが現状でした。
やくばいち開催の目的は「地場産品を地元の方にも知ってもらう」こと。しかし、イベント開催によってもう一つの効果が生まれています。それは、出品者同士のつながりの場。「ふるさと納税」という同じマーケットで、同じ目的のもと出品している事業者ですが、〝横のつながり〟はあまりありませんでした。このイベントがきっかけで顔見知りとなり、新たな特産品の開発にもつながっています。
初の道の駅での開催となった「出張やくばいち」には8団体の事業者が出店。イベント限定の軽食やサウナバスの展示も行われ、肌寒い気温でしたが、晴天に恵まれ、〝ここでしか手に入らない〟特産品を求める人でにぎわいました。
この取り組みは、ふるさと納税最大手「ふるさとチョイス」が行う「ふるさとチョイスアワード2023」にノミネートされ、高い評価を受けました。
〝気軽に多くの方に当麻町役場へお越しいただきたい〟という思いがイベント名となり、今年3シーズン目となる「やくばいち」は、農産物の収穫が盛んになる夏から秋にかけて数回の開催を予定しています。お得なアウトレット品なども販売していますので、多くの方のお越しをお待ちしています。
開催予定日は広報紙「我が郷土」やチラシ、町内放送、SNSなどでお知らせする予定です。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>