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安心安全なまちづくりに貢献 令和6年度当麻消防演習

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北海道当麻町

7月7日、今年も大雪消防組合当麻消防団(羽根敏団長)による消防演習が行われました。
前日からの雨予報もあり、例年行われていた当麻中学校吹奏学部の演奏はなかったものの、町内6つの分団から結集した消防団員が市街地を行進。
今年は、当麻スポーツセンター前の駐車場に会場を移し、小隊訓練やポンプ車操法、また来年行われる全道大会出場に向けて、小型ポンプ操法も披露しました。いずれも消防の基礎訓練であり、部隊行動を確実なものとするために行うものです。
その後、改善センターからの出火を想定し、発煙筒を用いた模擬火災訓練が実施されました。本番さながらの緊張感の中、消防署から町内全ての消防車が改善センターにかけつけ、消火活動が実施されると、見学に来ていた来賓をはじめ、沢山の子どもや大人から拍手がおきました。また、今年は2階に取り残された人を想定した救助活動も実施。途中から降り始めた大雨の中、団員の皆さんは機敏かつ正確に日頃の訓練の成果を披露していました。

■全道大会にむけて
全道の消防団員が集い、消火活動の基礎的な動作を競う「北海道消防操法訓練大会」。来年7月に江別市で開催される本大会の「小型ポンプ操法」の部に、当麻消防団から選抜された団員7人が出場します。
「小型ポンプ操法」とは、消防車(ポンプ車)を用いずに可搬の「小型ポンプ」を操作し、水を送り、消火するもの。20メートルホースを3本つなぎ、火点を狙います。審査は一連の動作にかかるタイムを競うだけでなく、その正確性や節度(丁寧さ)などによって評価されます。タイムの要となるのは、操作員相互の連携。このため、訓練はまだ積雪の多い2月頃から始まり、来年の開催まで週に1度の頻度で行われます。大会まで残り約1年。大会における入賞は、日頃の訓練の成果を評価される大変貴重な機会です。選抜された団員は、演習を終えた今も、仕事が終わった後の時間をかけて、優勝目指し訓練に励んでいます。町民の皆さんの応援をお願いいたします。

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