■日本銀行誌当麻町クローズアップ
大変光栄なお声かけ。日本銀行広報誌「にちぎん」2024年冬号[地域の底力・北海道上川郡当麻町~行政と住民、心を一つにした連携が独自の挑戦を生む北海道当麻町]。
「主要産業の林業や農業を基盤とし、前例のない取り組みを柔軟に推し進めていく。北海道の当麻町は前向きな姿勢を維持しながら、今、多くの人や企業を惹きつけている」と始まる全7ページにも及ぶ特集誌面。全国の金融・投資機関関係者に、当麻町の未来を切り拓く挑戦を知ってもらう大きな機会となること、感謝の思いである。
行政から村椿、林業から当麻町森林組合代表理事組合長の中瀬亘氏、農業から舟山農産の舟山賢治氏、民間活力からアパレル企業オフィス甲斐の甲斐綾乃氏、福祉から当麻かたるべの森の横井寿之氏がインタビューを受け、次の見出しでそれぞれの記事が掲載された。
・「何もない」から「全部ある」へ。垣根を超えて、今あるものを活かす(行政)
・長期ビジョンで目指す循環型林業が若い世代の心を捉える(林業)
・先駆性と次世代教育で未来を開拓する農業(農業)
・前例はないけれど面白そうだからやってみよう(民間活力)
・障がい者が地域とともに暮らす(福祉)
ひと昔前、当麻町の財政はかなり切迫した状況だったが、お金がなくても知恵を出し「ピンチをチャンスに」。菊川健一前町長のリーダーシップのもと、町内外の人材を巻き込み、投資を呼び込み、官民連携の力で打開。当麻町ならではの持続可能なまちづくり、未来を切り拓くさらなる挑戦へと発展拡大し、今に至る。
結びの一文が誌面につづられた。
「やがて『食育 木育 花育』に育まれた子どもたちが、そのバトンを受け継ぎ、当麻町の魅力を高め続けることだろう」。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>